転職活動まとめ㉔:8/3~7
「きりさんって、あちこちに応募してますよねw結局断るとこにまで応募しちゃったりして。」
とコメントをいただきました。
長くなりそうなら妥協しろ、合わなかったらすぐに辞めて他を探せというような意見について、私なりに思うところがありますので、コメント返しの名を借りた反論意見を述べさせてください。
その前に、今週の動向です。
8/3(月)
・マイナビでビビっとくる求人を発見!
ハローワークやIndeedばかりに頼るのもアレだったので、マイナビで営業の仕事を見てみました。
転職サイトの類いはスポンサー求人ばっかりということもあって、普段であれば1ページだけ見てポイしていたのですが、この日に関しては何かあるだろうと思い見れるところは全部チェックしていました。
すると、とある印刷会社の青森エリアの営業職の求人を見つけました。内容は提案営業。商材や事業内容を見て「面白そう」と思い、応募しました。
他にも調査営業も面白そうだと思ったのでついでに応募しました。
8/4(火)
・応募企業からメッセージが届いた!
月曜日に応募した印刷会社から「木曜日面接に来てくれ」とメッセージが飛んできました。世間では来週からお盆だったので、盆明けに面接しても遅すぎると判断したからとのことでした。
マイナビのシステムは、企業にもよりますが志望動機や自己PRを事前に提出することができます。今回の企業は、志望動機を提出しなければならず、転職活動を通して見つけ出したキャリアプランとライフワークのことを主軸にした理由を書きました。
面接当日、履歴書を持ってくるように指示されたので、早速面接対策と履歴書作成を行いました。
8/5(水)
・雇用保険の申請をする
この日の午前中はハローワークで雇用保険の申請をしてきました。
毎年8月は雇用保険の基本手当の更新が入るらしく、更新に時間がかかりました。
雇用保険といえば、例の一件で雇用保険法の臨時特例が施行されたそうです。
給付期日が満期の時点で就職が決まっていない場合、給付期間が60日延長されます(一部30日の場合あり)。
2月に離職した私の場合、もし決まらなければそのまま適用になるかもしれないとのことなので、もう少し腰を据えて活動できそうです。
8/6(木)
・面接
この日は、月曜日応募した企業へ面接に行きました!
出発直前、履歴書に不備が見つかり、急いで該当部を訂正。途中コンビニで印刷をし直しました。
場所は会社の営業所。面接官は本社の人事部長の方と営業所長の方の二名。
終始、穏やかな雰囲気で面接が進められました。
ライフワークである執筆・ナレーションのことを絡めてお話しまして、営業所長さんの食いつきがとても良かったように感じました。
また、グレーゾーンのこともお話をさせていただいたのですが、その際に営業所長さんが「特性にきちんと向き合って、自分なりに対処していく姿勢はとても素晴らしいと思うよ!」とおっしゃったのがとても嬉しかったです。
また、営業の仕事についての揺さぶりをかけられましたが、自分が思い描いている営業スタンスを説明できたと思います。
先方が懸念されていた点は、自分の考えと会社の考えが違うとき、どのように対処するのか、ということでした。営業は会社の代表として行くのだから、当然ストレスは並大抵のモノではないし、取ってきた受注を元に色んな人が動くから、責任も大きい、ということを人事部長さんがおっしゃっていました。
これは私の欠点を完全に見抜かれたように感じます。しかしながら、ナレーションの仕事で壁にぶち当たった時、インターネットなどで調べて色んな記事などを読んで得たことを事案と照らし合わせて、客観的に自分を見つめ直す術を身につけた、という話をしました。途中経過であーでもないこーでもないと思うようになったら、その事実を受け入れる、と答えました。
穏やかな雰囲気で行われた面接ですが、1時間以上長く話していたようで、車に戻ったときに時計を見ましたら夕方になっていました!
ちなみに面接が終わった後、所長さんに「青森営業所の社員数は何人いらっしゃるんですか?」と軽く聞いて人数を教えていただいたのですが、直後に人事部長さんが採用人数に関することも教えていただきましたww
結果はお盆明けの17日以降に分かるそうです。
8/7(金)
・リモートワークの試験をする
面接から一夜明けまして、在宅のコールセンタースタッフの選考を2社分受けました。
内容は有線LAN接続時のスピードテスト・タイピングテスト・適性テストでした。
もしリモートワークでお仕事をする場合、二階の部屋で就業する予定なのですが、我が家のルーターが一階にあり、線を二階まで引っ張らなければならないため、色々な準備が必要になります。
また、母と私の部屋を交換しなければいけない可能性も浮上しており、環境構築的な意味で難しいのではないかと現状では思っています。
色んな企業を受ける意味
さて、今回の本題であります「なぜ色んな企業を受けるのか」について取り上げていきます。
Twitterでは、「就活垢」を作成して、情報交換・収集に当たっている就活生が多く見受けられるようになりました。
ちなみに私の頃(2017年卒業)は、SNSで企業情報を言うものなら、人事から呼び出しを食らったり、最悪の場合内定取り消しになったりする時代でした。
就活垢の多くは、毎日受けれるだけ企業を受けたり、面接のハイライトを語ったりと、ある意味私がやっていることをTwitterでアウトプットしています。
もちろん、就活生ですから受ける企業も多く、妥協して内定をすぐ受諾する人は少ない印象です。
これが「新卒」であればいいんですけど、転職の場合、話がかなり違ってきます。
転職だと、すぐにでもそこに働かなければなりませんから、自分に合った企業の見極めに関していえば、就活生よりも与えられる時間は少ないです。ただ、一度働いているので、自分の物差しを持っているから短期間で決断できるのだと考えます。
お恥ずかしい話、私は「転職=新卒の就活」と一緒にしていました。
私は社会人四年目ですが、会社に所属していた時は「学生気分が抜けていない、社会人もどき」だったのです。
夢に向かって一つの技術しか磨かなかった弊害が就活に出てしまい、結果としてブラック企業を引いてしまったのですから、ある意味仕方がなかったのかもしれません。
このシリーズを最初から読んでいる方はお察しだと思いますが、転職活動を始めた当初は「自分に優しいところ」「休みが多いところ」「給料が多いところ」など、変に受け身になっていました。
「仕事が楽そう」という理由で事務職ばかり受けていたのもこれが原因です。
そのうち、自己PRが作れなくなって、bosyuで助けを求めたのが転機でした。
それから色んな方にご教授いただいて、ようやく仕事選びの方向性が掴めるようになって、色んな企業に応募しています。
選考に合格したとはいえ、面接の中で違和感を感じて、それを持ったまま仕事に就いてすぐに辞めると、選考に関わった全ての人(これは企業だけでなくサポートしてくれた全ての人に対してもです)に失礼ですし、何しろ自分自身が情けなく感じてしまうからです。これは、4日で会社を逃げた私だからこそ自信を持って言います。自分のためになりません。
「面接官の態度は会社の雰囲気を現している」という言葉があります。
ご縁がなくとも、一回の面接で収穫があれば、選考対策の参考になりますし、面接官が素敵ならば、それを理想像とすることもできます。
人が良くても会社がダメというパターンもあれば、事業内容は良くても人がダメというパターンもあります。
「同じ過ちを繰り返さないために悔いの残らないようにしよう」と思い、このまとめを書き始めました。
世の中、様々な意見があるのは当たり前のことです。
でも、合わずにすぐ辞めて平然とした顔で次の職場を探すことは、弱い私には到底できません。
事実、すぐ辞めるくらいならどんなに時間をかけてでも納得のいく活動をすべきだと数人から言われました。
ましてやこのご時世ですぐに次の職場が見つかるか疑問です。
どこでも良いからすぐに決めろと言われている転職活動者も多いことでしょう。
片田舎に住む私のもがきですが、少しでもお役に立てれればと思います。