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文通は営業だ

一年前くらいから文通村で文通をしています。

一人暮らしで多忙な日常に、誰でもいいから他の人とコミュニケーションを取りたかったのと、ペンで文字を書くことを習慣づけたかったからです。

入ってから、数人と交流を続けていますが、待っているだけでは手紙が来るわけがありません。定期的に来る会報の新規会員リストから気になる人がいればその人に手紙を書き、運が良ければ返信が来ます。

かくいう私も入会してから最初の2、3回は誰からも来ませんでした。
なので、気になる人がいたらとりあえず手紙を書くのを繰り返しております。
ありがたいことに、同時期に入会した方と文通を通じて交流を続けています。

が、手紙を送っても、返信が来ないときもあるし、中には手紙のやり取りが自然消滅したパターンもあります。
「あなたとやり取りするのをやめたい」と書かれた手紙を頂いたことも…
それでも、こんな私相手にやり取りをしてくれているふみ友さんから力を頂いているのも確かです。

経験談として、自分から手紙を書かないと文通は始まりません。
これは、文通村の会報に必ず書かれているフレーズです。

つまり、文通は自分を売り込む営業なのです。
自分はどういう考えを持って、どう生きているのか。今、こういうことで悩んでいるのか。おすすめのグルメを教えてほしい。とか。
自分から会費を払って「文通してください」と手紙を書くという飛び込み営業をするのです。
ある意味、人脈づくりには最適なのかも。

文通の中で「noteやってます」と書くと、ふみ友さんから「note読んだよ」といただきます。
最近では、お世話になっているふみ友さんがnoteデビューを果たしたことも。

日本のどこかに住んでいる他人とつながることで、視野が広がるとひしひしと感じる今日この頃です。

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虹倉きり@note朗読
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