大学のサークルでお囃子に使用した曲
大学3年からサークルに所属しました。
名付けて「お笑い研究部」。やっていることは落研と変わりませんが、ひとつだけ違うことがありました。
サークルメンバーは決まって「グループの余り物」。
私も該当していました。
当時のメンバーとは今でも連絡は取っていて、死ぬまで付き合える友達ってこういうことを言うんだろうなぁと思っています。
女性メンバーはいろいろあって私一人です。
(同性の友達がほしかった…!!)
そんな私ですが、始めはマネージャーとして入部したのですが、気づくとプレイヤーとして高座に上がっていました。
サークルにマネージャーがいるのもおかしな話ですが、あまりにも個性が強すぎて締役が機能していないことを危惧していつの間にか入部していました。
高座に上がるわけですから、お囃子を決めなければなりません。
でも個性が強すぎる外れものは、従来の形でやるわけがなくって、好きな曲をお囃子にして登場しました。
私も好きな曲でお囃子を設定。しかも2曲!
1曲目はデビューで、2曲目は卒業講演で使いました。
①escape/the brilliant green
当時ハマっていたブリグリの曲。
自然でのびやかな感じがエモく感じて「これこそ私にピッタリ!」と勝手にイメージソングにしていました。
初めて高座に上がったのは大学の文化祭。「長短」を演じました。
文化祭では「寄席」としてブースを作っていて、落語だけじゃなく大喜利も企画していました。
大喜利の時間はかなり長めの尺でした。
いつからか、正座で足がしびれて力が入らなくなり、立ち上がった途端、前のめりになって転び、四つん這いで舞台を後にしたのはよく覚えています。
その後、一ヶ月後に青森市内の老人クラブで再び長短を演じまして、その時のことをマクラで語りました。
②CHANGE THE WORLD/V6
顧問が「お囃子の曲変えていいよ~」と言ったことからチョイスした曲。
この時はV6に完全にハマっていて、「次は絶対V6!」と思い、選びました。
なんでこの曲にしたかというと、他のメンバーが知っている曲がこれしかなかったからです(犬夜叉のOPでした)
他にも愛なんだとか愛のMelodyとかで悩みましたが、自分のキャラクター的に合わなかったので、これにしました。
今でもそうなのですが、私はとても緊張しいで、心臓をバクバクさせながら本番に臨んでいました。
どうにかなっちゃいそうな中、この曲が流れると自然と口ずさんで平常心を保ちながら高座へ上がった記憶があります。顧問が側に来て、肩をポンと叩いてくれたのも良い思い出です。
お囃子はある意味勝負曲。
そして自分自身のテーマソングでもあるのです。