シロツメクサの君へ。
夜遅くに、私の部屋のドアをコンコンと叩く音で私は目が覚める・・・・
「なあに?どうしたの?」寝ぼけて私は問いかけると
「音が怖くて眠れないよママ・・・」
「こっちへおいで、一緒に寝よう」
ガチャっと扉が開き、小さな君は枕を抱えて私のベットにもぐりこむ
夜の音は、どんな音だって怖いよね
君が怖い時には一緒に居てあげる。
「ママこのまくらを頂戴」
「なんで?」
「だってママの匂いがするから頂戴」
私は、甘いシャンプーの香りのする小さな君を背中から抱いて眠りについた
そろそろ、秋だから栗拾いに連れて行こう。そしておいしい栗ご飯を炊いて食べようね。夜には星さんを見に行こう温かいココアとブランケットを持って車で行こうよ。
優しい夜はどこまでだって優しいんだよ。