ちょっと京へ その3
はじめに、ここ最近、じわじわとPV数が伸びてきています。
いつも読んでくださっているみなさん、ありがとうございます。
「自分もなんか書いてみようかな〜」とか、
「日記でも始めるか」みたいな人には note おすすめです。
他のブログとかでもいんだけど、
noteのいいところは 記事に値段をつけられる こと。
いろんな著名人が日頃の気づきや考えを綴っている点も
魅力的なところであります。
僕が少ないながらもこれまで書いてきた記事たち、
今でこそすべて無料で公開してますが、
もしかしたら今後、1記事100円ぽっちで売り出そうかと企んでます。
まぁ誰もわざわざnoteを、決済方法を登録してまで買わないだろうと思いますが。
世の中なんでもやってみないと分からないことばかりです。
しかし、noteに登録して、
「スキ」(InstagramとかTwitterでいういいねってやつです)
をしてくれるだけでとても嬉しいです。
なのでこの機会にnoteをはじめましょう。
(きっと今は、発信したもの勝ちです。)
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話を戻します。
「ちょっと京へ」シリーズには
その1 と その2 があります。
まだ読んでないよーって方は1から読んでください。
そんな長ったるい記事じゃないのでね。
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Lenをチェックアウトした僕らは嵐山へ。
渡月橋を渡りたくて、竹林の中を歩きたくて。
Lenのある河原町から嵐山までは車で20分ほど。
嵐山に着くと、3年前にはなかったゲストハウスや小さい宿が
あちこちにできていた。
そして今まさに宿泊施設を作っている現場もあちこちに。
それもそのはず、京都の宿泊施設の現場着工数は今や日本一。
京都府の新しい条例で観光客から宿泊税をとるようになったのも
記憶に新しい。
ちょっと前まで来日中国人等の爆買いが流行ったが、
今はそういった、海外から日本に来る人たちのあいだでも
観光や文化に触れる「コト消費」が進んでいるとのこと。
「コト消費」から人間本来の生き方を見出す人が増えているということ。
京都の建築会社は今は忙しいことだろう。
だけどこのラッシュが去ったら、
次の未来に備えてどんな準備ができる?
そしてその時はもうすぐそこかも。
・・・・・・
渡月橋を渡りながら、そんなことを考えてた。
(とにかく、せっかくの京都が晴れてよかった!)
コーヒー片手に竹林をお散歩。
梅雨時もあり、紫陽花が綺麗に咲いていた。
当然だが、嵐山にもたくさんの外国人観光客が。
なかには風情を台無しにしてしまうような、
大きな声で会話をする人たちも。。
(これについては「文化や言葉、習慣の違い」のひとことで終わらせておきます。)
嵐山の後は京都タワーへ。
二日目は修学旅行みたいな気分です。
何事も初心に戻ることは大事なことです。
それはそうと、京都駅ってなんであんなにギラギラしてるんだろう。
何か知っている人がいたら教えてください。
お待ちかね、清水寺へ。
あいにく、舞台が工事中のため境内までは入らなかった。
前日に、Instagramで畳のあるスターバックスがあるとのことを教えてもらい、
早速向かった。
スターバックスコーヒー京都二寧坂ヤサカ茶屋店
うなぎの寝床だけあって、奥行きのある店内。
外観は町並みに馴染む、古めかしい日本家屋を残したまま。
一歩中に入ると石畳のようなタイルに照明使いが素敵なデザイン。
外国人にもウケるだろう、小さな日本庭園も。
3尺ずつ並ぶ柱がいかにも日本らしさを感じさせる。
2Fに上がるとお目当の畳のスペースがいくつかあった。
主に海外の人たちが占拠していて、写真は撮れなかったが、
イメージでいうと、そこには旅館の個室のような
靴を脱いで家族が揃って団欒をしているような景色があった。
スターバックスが創る、あらゆる町並みに合わせたデザインは
当然だがお客さんを飽きさせない。
今やどの町にもあるが、しかし一つとして同じデザインがない。
(もしかしたら同じような間取りはあるかもしれないが)
外観の色使いや植栽使い、光の当て方はとても勉強になる。
素敵な空間を作る上で絶対的に必要な要素であろう。
空間デザインは本当に奥が深い。
それぞれの町の特色や文化、人などの要素も加われば
もっと深みが増していくだろうなぁ。
この旅も良いものになった。
京都といえど時代に合わせて町並みが変わり、
街をゆく人もどんどん多様化していた。
もともと観光が盛んとはいえ、本当に驚いた。
ただやっぱり日本文化の特有さゆえ、
日本での滞在にストレスを感じる観光客は少なくないはず。
逆に慣れ親しんだ自分の町に観光客が増え、
ストレスを感じる日本人がいることも事実。
でもそこに面白さがある。
そこに普及させるサービスや場所があって
それを提供する人がいて、世界とのつながりが生まれていく。
自分はそこに生き方を見出したくて、
今回だけでなくこれまでもこれからも旅をしていくだろう。
たとえ行き先が隣の町だとしても
そう考えているだけで「旅」は面白い。
次はどこへ行こう。
きり旅 ちょっと京へ おわり。