kの日記

Free dom ぽんこつ高校生のエッセイ  ちっぽけな冒険とか街で起こった出来事を できるだけリアルに キレイなことも汚いこともありのままに表現

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最近の記事

Freedom~1日家出~後編

PM7時半、がっつりウンコした俺は まず最初にディナーをすることにした まず水筒に詰めてきたお湯をラーメンに注ぎ 3分待つ。その間に、買ってきたネギをカットして おくことにした。すると、 あらまぁ!なんてことでしょう!       包丁を忘れてしまいました 普通ならその時点で諦めるのですが 俺はネギが大好き。せっかく買ったネギを 無駄にすることなんてできない、、、、       よし歯で食いちぎろう 丁度その頃ラーメンが完成。 ラーメンが冷めないうちにと、 急いでネギを食いち

    • Freedom~1日家出~前編

      2月下旬、俺は自分の部屋でベッドに 横たわりながら悩んでいた 悩みの原因は親だ。 俺は今から1週間後、和歌山まで旅をする んで、その時に宿代浮かすために野宿しようと 思っていたのだが親にそれを伝えたら激怒され まともに口をきいてくれなくなった。 まぁ俺にも落ち度はあったと思ってる。 可愛い可愛い息子が急に 「野宿してぇ」なんていったら ショック受けるだろうし、なんせ今は2月 夜になればグッと気温が下がる。 そんな中ペラペラの寝袋で野宿するなんて 普通に考えれば地獄だ。 でも

      • Freedom~ぶっとびカード~

        さ、また新しい旅シリーズのスタートだ 時事関係でいうと今は栃木縦断が終わってから 2ヶ月後の2017年2月。ヒッチハイクに目覚めた俺は またもぶっ飛んだチャレンジをしようと考えていた ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 栃木縦断から2ヶ月が経った。旅中こそTwitterなどで それなりの反響を貰ったが、旅が終わりまたいつもの日常に戻ると特に声を掛けられることもなく 至ってシンプルな日常が続いていた。 帰宅してYouTubeみて飯食ってエロ動画見て 寝るの繰り返し

        • freedom~my life~

          さーて物語もひと段落ついたところで リアルタイムの話でもしようか 一応俺も普通の男子高校生なわけで バイトがない日は街で10時過ぎまで遊ぶし 放課後友達とマックに行くこともあるし こっそりHなものを買うこともある そこで今回はこれを読んでくれてる 貧乏高校生たちに俺が実際に体験してきた あまり金がかからず、暇をつぶせる方法を 伝授したいと思う。下ネタもでてくるから イチゴパンツを履いてるような健全な 女の子は違うページに移動することをお勧めするよ 1 ドコモショップ h

          Freedom~路地裏の幻Ⅲ~

          9月の上旬の土曜日。 俺たちは宇都宮の中心街にある二荒山神社の広場で 5か月遅れの花見を楽しんでいた。 メンバーは俺とこうたと学生団体に所属している翔と 起業を考えているゆうたとけいた。 そして盲学校(目に障害を持った子供が通う学校)に 通いながら学生団体のリーダーを務めるひろのり。 様々な個性を持った男たちが集まった。 目の前にあるドン・キホーテで総菜を買い込んで 地面に広げて宴が始まった 最初こそ起業の話だとか人脈の話だとか 意識高い話が続いたけども (俺はこういう話が大

          Freedom~路地裏の幻Ⅲ~

          Free dom~路地裏の幻Ⅱ~

          こうたに初めて会った日から2日後、 俺はカフェの現状を確かめるために 高校が終わってから歩いてカフェに向かった 俺の高校からカフェまでは 30分以上歩かないといけない。 8月の終わりだというのに蒸し暑く 歩くだけで汗をかいてしまう。 近くのドンキで500mlのジュースを買って およそ2か月ぶりにカフェに顔を出した 受付にこうたが座っている 「お疲れ~学校終わりなのに早いね」と 俺が言うと、こうたは 「オーナーとの約束で 週4日17時から21時まで オープンすることになってるん

          Free dom~路地裏の幻Ⅱ~

          Freedom~路地裏の幻~

          なぁ秘密基地に憧れたことってないかい? いいや、ないはずがない。 みんな一度はあるはずだ。 それは幼稚園生の時かもしれないし 小学生の時かもしれない 俺にはあった。あれは小学生の時だ 俺たちの下校班は男ばっかりだった デブとチビとノッポ(これが俺)と デブとチビ みんな仲良くて途中で別れるのが めっちゃ寂しかったんだよね それでさ、商店街の空き地を見つけて 俺たちの秘密基地にすることにした。 帰宅する前にみんなでそこに集まって 時間を潰すんだ。特に何をするわけでもない 商店

          Freedom~路地裏の幻~

          Free dom ~氷点下の宴Ⅳ~

          AM6時半。 固いベットの上で目を覚ます。 もちろん足は筋肉痛 窓にかかったブラインドを上げると 灰色の空が広がっていた。 少しだけ換気しようと窓を開けてみる。 ひんやりと冷たい空気が 鼻の奥に入ってきた。思えば今日は大晦日 我が家では 「大晦日はPM7時までには家に帰ってくること」 っていう訳の分からんルールがあって それは旅してようと仕事してようと関係ない。 野木まで行って7時までに帰るのは 決して難しいことではないのだが 問題はたくまのほうだ。 あいつは前回の旅の時も

          Free dom ~氷点下の宴Ⅳ~

          Free dom~氷点下の宴Ⅲ~

          おっちゃんに乗せてもらって 矢板市の中心街まで進んだ ここから宇都宮までは電車で30分 車で40分くらい 徒歩だと、、、、、想像もつかない とにかく進むしかないよねってことで また歩き出した。 非常食に持ってきた魚肉ソーセージを かじりながらいくつもの坂を超えた 途中さくら市から宇都宮の手前まで もう一度ヒッチをした。 開始五分で乗せてもらい20分くらい移動した 分かれ際、おばちゃんがセブンに寄って 2人分のカルビ弁当を買ってきてくれた 俺たちが驚いているとおばちゃんが言った

          Free dom~氷点下の宴Ⅲ~

          Freedom ~ブレイクタイム~

          ちょっと雑談でもしようか まずは俺の話。この冬日本中で インフルエンザが大流行した 俺はファッションとかの流行には とことん鈍い。いや、正確には 鈍いのではなくて俺が最先端なのだ 自分の中ではイケイケファッション。 しかし誰も真似しようとしない。 きっとみんな俺に気を使っているのだ そう、きっとね。 さて、そんな鈍い俺が(響きが悪いな) インフルエンザにかかっちまった。 学校に5日も行かない週なんて久しぶりだ それにもちろんバイトも禁止 俺は5日間限定の 引きこもりニートにな

          Freedom ~ブレイクタイム~

          Freedom~氷点下の宴Ⅱ~

          AM8:00 俺らは近くのスーパーで貰った段ボールを 加工した手書きの看板をリュックサックに 引っ掛けて4号線を歩いていた。 出発から1時間。特にトラブルもなく歩いてきた (途中たくまが抜け駆けして  パン屋さんにパンを買いに行ったことを除けば) スタート那須町のお隣、那須塩原市に入ったときのこと 俺はポケットに入れたはずの手袋を 着けようとした。(なぜ着用していなかったのか) 右ポケットに手を突っ込む。 ない 左ポケットも探す  ない リュックを探す  ない 慌ててパンツに

          Freedom~氷点下の宴Ⅱ~

          Freedom~氷点下の宴~ Ⅰ

          みんな忘年会って知ってるよな? 「忘年」って言い訳を付けて 一杯500円もするような生ビールを 9杯も10杯も飲みまくるあのお祭りだ 今日は12月30日。 世間は忘年会シーズンの真っただ中 そんな中俺らは栃木県の最北部 那須町にある黒磯駅のロータリーにいた 北風がビュービュー吹いており 寒さのせいか周りに人は1人もいない AM7:00俺らは昨晩の雪がまだ残る 駅前の住宅街を歩いて進んでいった 話はさかのぼり2週間ほど前 俺は高校で、夏に一緒に旅した たくま(仮名)と二人で話

          Freedom~氷点下の宴~ Ⅰ

          Freedom~ちっぽけな冒険隊~Ⅴ

          さてさてこの旅の物語も今回が最終話だ。 今俺は宇都宮のとあるカフェで この文章を書いている。 最近は暗くなるのが早くてとても困っている。 は、どうせ季節のあいさつとか思ってるだろ。 違うそんな甘いものじゃない。 本当に困っているのだ。 可愛い子の表情がはっきり見えなくて、、 インフルは流行するし唇は乾燥するし、、 早く温かい春がやってくるのを 俺は待ってるよ。あぁさみぃ、、、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 最悪だ、銭湯を出てすぐなのに大雨に見舞われた 風呂入ったばっ

          Freedom~ちっぽけな冒険隊~Ⅴ

          Freedom ちっぽけな冒険隊Ⅳ

          昔の旅を思い出しながら こうやって文章書いてると知らない間に 結構長くなってたりするもんだよな 今は国語の授業中だ。 どうせ今日はテスト返し。授業聞く気全くなし もう少し好きに書かせてくれ さてさてPM8:30、 俺らは土浦の街の中心部に帰ってきていた まぁ中心部といっても特に何もないんだけどね。 駅でもらった周辺地図を広げてみたんだけど 近くにスーパーはなさそうだ。 てことで昼に続きまたセブンにお世話になろう 俺がかごに入れたのはバナナ、レトルトカレー、 食パン千切りキャ

          Freedom ちっぽけな冒険隊Ⅳ

          Freedom ちっぽけな冒険隊Ⅲ

          さてと、どこまで話したんだっけかな。 ゴール直前に2人で大喧嘩したとこだっけ? あ、間違った。これはまだ話してなかったな。 すまない今の話は忘れてくれ 昼飯を食い終わって 猛暑の中のサイクリングは再開した。 みんなはあの田んぼに引っかかってるCD分かるよな? このCDが厄介なのだ。 想像してみてほしい。 ギラギラした太陽の光がCDに反射し その光が自分の目に突き刺さってくる場面を。 サイクリングする人が サングラスを付ける意味がやっと分かったよ 少し進むと砂浜が見えてきた。

          Freedom ちっぽけな冒険隊Ⅲ

          Freedom ちっぽけな冒険隊Ⅱ

          旅出発当日。朝7時の駅はまだ人も少ない。 連日俺たちを苦しめていた太陽もまだ顔をだして いないようだ。昨日の夜に飲んだであろう 缶ビールの空き缶が足元に転がっている 二人で集合し持ち物の確認をしていた。 そこでとんでもないことに気が付いてしまった。 俺は黒のタンクトップにフリマで 100円で買ったアディダスのハーフパンツ。 まるで競輪選手のような格好。 それと比べて友達はどうだろう。 上こそ黒い半袖のものの下はジーンズ。 おいおい俺たち今からママチャリで 100km走りに行く

          Freedom ちっぽけな冒険隊Ⅱ