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□仮定の方法

前書き

前回の続きです。別にこの記事だけ読んでもでも大丈夫です。仮定と仮説を立てることが混ざってる部分があるけど気にしないでください。(○○だと仮定するのと、○○という仮説を立てるって場合はほぼ一緒だし)

この記事の目的は、考え事をする際に仮定しやすくなる、仮説の正確度が上がる、役に立ちやすくなる、などです。

仮定の方法

・仮定する前(序盤)
・仮定しようとした時(中盤)
・仮定する時など(終盤)
この3つに分けて解説します。

(この分け方にしたのは、普段からやっておくこと、少し悩んだ時に何をしたらいいのか、って感じの意味があります)

序盤

・自分で考える
・発散思考
・観察

1つ目。
まずは自分で考える癖を付けておいた方が良いです。他人に聞いたり調べたりして済ませるよりは、分からなくても自分で考える方が経験値?がたまります。

2つ目。
発散思考というか、何でもいいからとにかく予想して、間違っててもいいから考えて、ってことをしてほしいわけです。発想力は鍛えてほしいです。

3つ目。
観察が足りてない、つまりその物事についてよく知らないのに仮定しようとしても知識不足で進みません。
逆に観察してもよく分からんって時は観察してるつもりになってるかもなので、理解を深めるために要素分解とか色々試してみると良いです(詳しくは前回の記事)。

中盤

・周りの状況を整理しておく
・パターンについて考える
・分析

1つ目。
文脈から判断するってことを学校とかで勉強したと思います。それと同じことをするために、仮定する時も周りの状況を整理します。
あとは、部屋が散らかってたり雑音が聞こえたりしてる状況だと集中しづらいじゃないですか。頭の中もそんな状況になってたらそりゃ考えるのは難しくなるわけですよ。だから不安なことは片付けておくとかメモにまとめるとかをして、情報は整理しておきましょう。

2つ目。
物事には原因と結果があって、○○ならば□□といったパターンなどがあります。立ち回りや論理の構造などもパターンに含まれていて、具体的なものは沢山あります。
それらを覚えていると手間が省けたり少ない情報から発想することができたりします。
自分の経験や、本やネットの情報を元にパターンについて考えてみてください。

3つ目。
抽象度が変わっただけで観察とほぼ同じ役割です。上記の2つを深掘り(練習)してみたり、その2つ以外にも自分なりに考えてみようって感じです、、、

終盤

・流れ(これまでの過程)から予想する
・都合のいいように考える
・直感を言語化する
・理由を考える

1つ目。
序盤と中盤をやってから予想するというそのままの意味と、仮定する時は広い視野で考えてほしいという意味があります。
(なんか、ふりこが動いてる動画を途中で止めて、それを他の人に見せたらどっち向きに動いてるか正確に当てれないけど、自分ならそれまでの動きを見てたから分かるみたいな)

2つ目。
役に立ちやすい仮定(仮説)を考えやすくなるってことです。何かの目的から考えた時に、それを達成できるような都合のいいことを思いついてる感じです。

3つ目。
研究の話で違和感を感じる力は良いみたいな話を聞いたことありませんか?仮定と直感の差は言語化できてるかどうかの差で、直感の方は言葉とかよりも発想力が高いので言語化できるとおいしいです。(しなくていいけど意識はしておく方がいい)

4つ目。
理由を考えることは仮定のきっかけになったり、部分的に当てはまることや不自然に見えなくなるような説明を考えやすくなります。(逆転裁判で似たようなことを言ってたような、、、)どっちかというと、仮定した後や何かの結果に対してやることだったりします。

仮定のメリットや使い方

知識に対する姿勢

自分が考えていることや外から仕入れた情報を最初から正しいと信じて考え事をすると、問題が起きた時にどこで間違えたのかが分からなくなって混乱しやすくなります。

例えば、普段の生活で「○○って言ってたじゃん!」というような瞬間があると思います。
これは、正しいことを言うと信用してるから起きる問題なわけです。

これが積み重なると自分で考えられなくなります。正しいかどうか分からない情報を元に考えれば結論もよく分からないものになるので、外の情報で済ませる方が楽だし正確だから良いってなるからです。

これがループしてるという状態が多くの人に当てはまると思います(知らんけど)

だから、全てが正しいわけじゃないと認識した上で、仮定を使いながら知識の整理をしていくわけです(文章を読む時とかも)。
今までは、

とりあえず正しい
少し微妙
正しい知識

って分け方をしてたと思いますがこれからは

とりあえず正しくない
部分的に当てはまる知識
確からしい知識

って分け方をしてほしいって感じです。

メリットの方は
・自分で考えやすくなる
・調べ事が楽になる
・頭がすっきりするかもしれない
の3つで、この見出しの最初に言ってたことの裏返しみたいなものです。

心の余裕

情報を鵜呑みにしないどころか正しくないと仮定した時にどんな理由があるかを考えることで心の余裕が生まれます。

調べた情報が間違っていることが前提になってると、それに振り回されることも少なくなるので落ち着きます。

特に人間関係は強い(かも)。自分からしたら酷いと思っても相手にとって普通だと仮定すると相手の考え方や事情が見えてきて「あーそうなるのも仕方ないのかな」って思いやりが湧いてきたりして落ち着きます。

雑談枠

上手くいかない時に能力不足で片付けないで、状況や方法を見直してみると良い気づきが得られるかもしれません。
自分だけでなく他人や物に対しても使える考え方です。

いつも書いてて不安になるんですが、もし読みづらいなら(読みやすくする工夫しないけど←は?)、テストや仕事と違って制限時間が無いので暇な時や頭が回る時に少しずつ読んでくれれば嬉しいです(* 'ᵕ' )☆

ここまで読んでくれてありがとうございましたm(_ _)m

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