夢が教えてくれたこと~息子とのへその緒が切れた!?~
先日、夢をみた。
すごくショッキングな夢だった。
赤ちゃんを死産する夢
なぜか、私はまた妊娠してて、もう間もなく出産するというシーン。
いきむと、きれいな赤ちゃんがみえた。
「男の子ですよー」という助産師さんの声。
「産まれた!」と思った瞬間、看護師さんや助産師さんがバタバタしてるので、不思議に思う。
産まれた赤ちゃんは、へその緒が途中で切れ、死んでいた。
リアルな感覚がないまま、お産が進み、死産の感じもリアルな悲しみがない。
現実なんだかなんだか、夢の中で混乱してる。
翌日、家族が迎えに来て退院するとき、死んだ赤ちゃんと一緒に、家に帰ろうとしたら、看護師さんから「それはちょっと・・・」と断られた。
私はムッときて、「じゃ、最後のお別れをして、赤ちゃんを抱っこさせてください!」と叫んで、死んだ赤ちゃんの待つ部屋へ行こうとしたら、目が覚めた。
夢と現実のつながり
目が覚めて、何であんな夢をみたんだろう?と思って、夜中に頭を巡らす。
すると、ハッとする気づきが。
これは、息子とのことだ。
男の子の赤ちゃんは息子の象徴。
思春期を迎え、自我が育ち始め、息子とのへその緒がきれることを、潜在意識が教えてくれたんだ。。。と思った。
夢ってすごい。
何だか涙がでてくる。
さみしさと嬉しさの両方。
そのどちらの感覚もホールドする。
夢を見た日の夜、私が寝る前、寝室にきて、あれやこれやと話をしていった息子。
友達との関係性の中ででてきた性の話。
この時期、性への興味がでてくるのは当然のこと。
だけど、息子の話を聞きながら、友達との関係の中でも、息子は「自分にはまだ早い」としっかりと線引きして、性に対する自分の考えを守り立っているんだなぁと息子の成長に胸があつくなった。
そして、あの夢。
夢での死は、誕生を意味するらしい。
息子との心理的なへその緒がつながった状態から、自我の誕生へ。
私が自分を癒してくることで、息子の『男性性』にもパワーがよみがえってきたのかも・・・
私、ずっと自分のトラウマから目を背け、自分の『痛み』を隠し続けてきたら、息子のパワーを奪い取り、このアニメーションみたいな悲しい母と息子になっていたかもしれない。
息子からの卒業
じんわり、喜びとともに、ハートの痛みも感じる。
あーーー、私、今までよくがんばってきたなぁ。
息子のこと、ほんとに大事で大事で、守ろうと必死になってきたんだなぁ。
傷つけたかったわけではなく、ただ、ただ、愛しくて守りたかっただけだったんだよなぁ。
だけど、いつも、なぜかうまくいかなくて、自分を責めてたよなぁ。
イメージの中で息子と対峙する。
「へその緒が切れても、ママはママとして、あなたの人生を応援して、見守ってくよ。
今まで、ママの元にいてくれてありがとう。
ママはもう大丈夫だから、あなたはあなたの人生を生きてね。
大好きだよ。」
息子をイメージの中でぎゅっとすると、照れくさそう。
さて、今度は、息子に使ってきたこの肥大化した母性のエネルギー、どうしよう。
なんか、こわく感じる。
息子の世話をやいてるようで、私、息子にこんなに助けられてきたんだな。
息子からの卒業だ。
私も、いよいよ私の人生を生きるときがきたのだな。
こわくて当然。
無理しなくていい。
わたしのタイミングで進んでいこう。