見出し画像

最近読んだ本

佐伯泰英

名乗らじ 空也十番勝負(八)
空也は自らを狙う佐伯彦次郎の存在を知る。無用な戦いを避け、武者修行最後の地と定めた姥捨の郷を目指す空也に新たな刺客が――。

荒ぶるや 空也十番勝負(九)
祇園での予期せぬ出会い。
そして、薩摩最後の刺客!
京の都。
祇園感神院の西ノ御門前で空也は、
往来の華やかさに圧倒されていた。
法被を着た白髪髷の古老が空也の長身に目をつけ、
ある提案を持ちかける。
姥捨の郷では眉月や霧子たちが空也の到着を待ちわび、
遠く江戸の神保小路で母おこんや父磐音がその動向を案じる中、
空也の武者修行は思わぬ展開を迎えることになる。
そこへ、薩摩に縁がある武芸者の影が忍び寄り……。

奔れ、空也 空也十番勝負(十)
空也の武者修行は、これにて完結!
京の袋物問屋の隠居・又兵衛と知り合った空也は、
大和国室生寺にむかう一行と同道することになる。
途中、柳生新陰流正木坂道場で稽古に加わる機会を得るが、
次第にその有り様に違和感を抱く。
一方、空也との真剣勝負を望む
佐伯彦次郎が密かにその動向を探っていた。
江戸のおこんや磐音、そして、姥捨の郷の霧子や眉月……、
空也の帰還を待ちわびる人々の想いは通じるのか、
そして、最後の勝負の行方は⁉

いいなと思ったら応援しよう!