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最近読んだ本
佐伯泰英
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完本 密命 巻之二十 宣告 雪中行
父惣三郎からの書状で上覧剣術大試合開催を知るや、佐渡を出立して越後に修行の場を移した清之助。長岡へ向かう途中、討手に追われる姉弟と出会う。彼女らは村上藩の内紛を報せる密書を父に託され、江戸に向かう道中だという。次々に押し寄せる刺客。清之助は姉弟を江戸に送り届けるべく、策を巡らす。
完本 密命 巻之二十二 再生 恐山地吹雪
仙台を発って海路を北に向かった清之助は、巷を悩ます海賊サンボトジ党や、子供たちを拐かした妖しげな巫女を成敗するべく、刀を振るう。その清之助を斃すと宣言し、神保桂次郎を伴って出羽三山で修行を重ねる惣三郎は、自ら選んだ道を必ずややり遂げると専心しつつも「分からぬ」と呟いた。惣三郎が胸に抱いたのは、剣者として考えたこともない問いだった。
完本 密命〈巻之23〉仇敵決戦前夜
いよいよ江戸に帰るべく、金杉清之助は徹宵して南下し、師が眠る鹿島を訪れる。しかし清之助が目の当たりにしたのは、米津道場の意外な現状だった。片や父惣三郎の姿は、仇敵の本拠地尾張にあった。敵の敵は味方。清之助を斃すため、惣三郎はまたもや意外な行動に出る。江戸では二人の帰りを待ちわびる娘みわが、昇平のもとに嫁いでいく日を迎えたとも知らずに…。