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最近読んだ本

佐伯泰英

一矢ノ秋 ─ 居眠り磐音江戸双紙 37
桜の花びらが水面に浮かび、江戸が春の気配に包まれる頃、駒井小路の桂川甫周邸を訪ねた品川柳次郎とお有夫婦は、その帰り道、尚武館道場が解体される現場に遭遇する。一方、姥捨の郷に寄寓する坂崎磐音ら一行は、嫡男空也を囲み和やかな日々を送っていたが、雹田平とその配下が再三再四紀伊領内に姿を現わし……。

東雲ノ空-居眠り磐音江戸双紙(38)
系図屋雹田平らとの戦いに勝利し、姥捨の郷を発った坂崎磐音一行は、江戸帰着を目前に控えていた。折りしも、磐音らの江戸入りを阻もうとする田沼意次一派が六郷の渡し場で警戒の網を張るところに、旅の一行が現れ……。

秋思ノ人-居眠り磐音江戸双紙(39)
甲府勤番支配の任を解かれた速水左近の江戸帰着を目前にひかえ、急遽速水一行の出立が三日早まったとの知らせが小梅村の磐音にもたらされた。速水左近の身を案じた磐音は、速水杢之助、右近兄弟と霧子を同道し、甲州道中をひた走るが……。

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