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最近読んだ本

佐伯泰英

紅椿ノ谷 ─ 居眠り磐音江戸双紙 17
花菊香り、江戸が秋の風情をただよわす頃、深川六間掘、金兵衛長屋に住む浪人、坂崎磐音は日々の生計に追われていた。そんな磐音が、両替商・今津屋吉右衛門とお左紀の祝言に際し、花嫁行列の案内役を務めるのだが・・・・・・

捨雛ノ川 ─ 居眠り磐音江戸双紙 18
神保小路の佐々木道場拡張普請場から瓶が出て中に古刀が入っていて鵜飼百助に研ぎを依頼。南町奉行所の依頼で仲間三人と賭場取り締まりの手伝い、武左衛門がネコババ未遂。池田家掛け取りに出かけた帰り池田家用人が金子を奪い返そうとするのを返り討ち髷を落とす。本田鐘四郎は正月明け絡まれた依田家の娘お市を助けた縁で婿養子入りが決まり西の丸への出仕が決まる。鐘四郎は幼馴染お千代に自身気持ちの整理をつけに出かけるが凋落して別人。おそめが職人奉公の決心。妹が今津屋へ奉公決まる。

梅雨ノ蝶 ─ 居眠り磐音江戸双紙 19
青梅が初夏の陽光に映える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。佐々木玲圓道場の改築完成を間近に控えたある日、南町奉行所定廻り同心木下一郎太と火事場に遭遇し、思わぬ事件に……。

野分ノ灘 居眠り磐音江戸双紙 20
蚊帳売りの声が江戸の夏を彩る頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音はある決意を胸に抱いていた。そんな折り、墓参のためおこんを同道して豊後関前への帰国を願う父正睦の書状が届く。一方、磐音を狙う新たな刺客が……。

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