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重要文化財 旧醸造試験所第一工場 1

重要文化財旧醸造試験所第一工場(赤煉瓦酒造工場)
120周年記念展をみてきました

旧醸造試験所第一工場は、国による醸造技術の研究・発展を目指し、明治37年5月に創設された大蔵省醸造試験所の清酒醸造試験工場として設立。設計は、明治の3大建築家の1人である妻木頼黄(よりなか)。当建物は、通称「赤煉瓦酒造工場」といい、ドイツのビール工場を手本に設計された明治期の貴重な煉瓦造り建造物であるとともに、産業遺産としても貴重とされている。赤煉瓦酒造工場は、日本の酒造りの近代化と酒類産業の発展に貢献してきており、醸造試験所(現在の独立行政法人酒類総合研究所)の酒類研究の試験醸造、酒類醸造講習(人材養成)の実習工場として歴史を重ねてきた。平成26年12月、建築学上貴重であり、歴史的価値が高いことから文化財審議会で審議の上、国の重要文化財に指定。その後平成28年4月からは文化庁の所管となり、文化財保護法に基づき平成28年3月31日付文化庁告示第35号により公益財団法人日本醸造協会が管理団体の指定を受け管理をすることとなった。

旧ボイラー室で受付しながら、醸造試験所の歴史や醸造研究の夜明け時代の紹介パネルが展示され、醸造研究の歩みを知ることができます。

左のバナナの香りのほうが強く感じられた

続きます

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