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最近読んだ本

最近読んだのは

井川香四郎



樽屋三四郎 言上帳 近松殺し
知恵と人情で江戸の安泰をはかる、男前な樽屋三四郎シリーズ第14弾
新大橋で身投げしようとした若い男を助けた謎の老人。どうやら近松門左衛門と浅からぬ因縁があるらしい。
江戸の雰囲気が鮮明で、さらっと読むにはいい


もんなか紋三捕物帳
湯島天神下に住む桶師の鬼三郎には、法で裁けない奴らを懲らしめている裏の顔がある。ある日、訪ねてきた旗本から、素行の悪い男を葬ってほしいと頼まれた。しかし相手は、南町奉行の大岡越前守に朱房の十手を与えられた岡っ引の紋三。十八人の子分を持ち、大江戸八百八町のあちこちで、悪い奴らをとっ捕まえようと目を光らせている。総じて評判の良い男だった。
鬼三郎は自分の目で観て確かめて仕事をする。


くらがり同心裁許帳 夫婦日和
震災による大火事に見舞われた江戸の町で、油問屋「和泉屋」の主・清兵衛と女房のお千津は、焼け出された人の面倒を見ていた。だが、知らない男からもらった心の臓の薬を飲んだ清兵衛は急死。そこへ清兵衛の兄と名乗る男が突如現れ、店の権利を主張する…。正直に生きてきた夫婦の思いを、角野忠兵衛と大岡越前はいかにして救うのか!?くらがり同心シリーズ第三弾!
「かどわかし」では、くらがり同心忠兵衛に心を寄せる旗本の娘、詩織に大きな危機が。その危機を脱し、忠兵衛にとって心の妻の詩織が本当の夫婦になる日も近い?のか


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