最近読んだ本
佐伯泰英
照葉ノ露 ─ 居眠り磐音江戸双紙 28
いきなり遭遇したお家騒動で安房へと行く磐音と一郎太
磐音らの助けを受けて仇を討てた
でぶ軍鶏の利次郎が父とともに父の国入りに同道して故郷の土佐藩へ向った
最後の磐音との真剣勝負に彼の成長ぶりが分る
一方、武左衛門は品川柳次郎の口利きで門番に。
残りの刺客、橘右馬介忠世は田沼家の屋敷に戻り、愛甲次太夫新輔は磐音の前に現れて…。
冬桜ノ雀 ─ 居眠り磐音江戸双紙 29
磐音は求められ家基に剣術指南で真剣での立会いで守りを教える。そして、いつでも駆けつけ守ると約束する。これが佐々木道場の将軍家との縁か。道場には盲目の老士と槍使いの若い娘が現れ立会を求める。肥後の伝説の剣士であった。二人は家基と速水を呪う。家基は熱を出し夢にうなされ磐音を寝言で呼ぶ。西の丸に上がった磐音は夢の中の二人を剣で追い払う。速水の門前では盲目の剣士を切るも姿を消した。武左衛門は門番の仕事でも酒で不覚を取るところを、関前藩の新造船での盗賊の捕物にからみ一郎太の機転で救われる。
侘助ノ白 ─ 居眠り磐音江戸双紙 30
尚武館道場で暮らす磐音とその門弟たちのもとに、稽古を望む旅の武芸者が現れる。一方、国許の土佐に旅立った尚武館の門弟利次郎は、父と共に無事土佐入りするが、藩内には彼らのお国入りを煙たがる不穏な動きがあり…