見出し画像

最近読んだ本

佐伯泰英

完本 密命 巻之24 切羽 潰し合い中山道
飛鳥山の菊屋敷で、剣術家が独り稽古を続けていた。いくつもの死地を乗り越えた疵を負いながら、どこか清らかにして爽やかな印象を与える不思議な青年―昇平が盗み見たのは、五年ぶりに帰着した金杉清之助の泰然たる姿だった。剣術大試合開催まで十日余り。その出場権を奪うべく、惣三郎と神保桂次郎は、尾張柳生の剣術家二人を追って中山道をひた走っていた。

完本 密命 巻之二十五 覇者 上覧剣術大試合
足掛け五年の修行の日々は、すべてこの日のため―。国中から豪腕辣腕の武芸者が集結した上覧剣術大試合。出場者には、金杉惣三郎秘蔵の弟子神保桂次郎も名を連ねていた。清之助は吉宗が推挙する唯一の出場者として初戦を免除されたが、それは後半戦がより厳しくなることを意味していた。母や妹、葉月のお百度参りも続く中、清之助が一世一代の勝負の場に上がる!足掛け五年の修行の日々は、すべてこの日のため―。国中から豪腕辣腕の武芸者が集結した上覧剣術大試合。出場者には、金杉惣三郎秘蔵の弟子神保桂次郎も名を連ねていた。清之助は吉宗が推挙する唯一の出場者として初戦を免除されたが、それは後半戦がより厳しくなることを意味していた。母や妹、葉月のお百度参りも続く中、清之助が一世一代の勝負の場に上がる!

完本 密命 巻之二十六 晩節 終の一刀
上覧剣術大試合から五年―。金杉惣三郎は、故郷・豊後相良に隠れ住んでいた。しかし、再び暗躍する影を感じ、陰謀の根源を絶つべく因縁の地・尾張へと向かう決意をする。一方、倅・清之助も吉宗の密命を受け、同地に向かっていた!死闘の果て、惣三郎は何を想い、何を守るのか?そして江戸のしの、みわ、結衣は…。大河巨編が今、圧巻の終極へと達する。

いいなと思ったら応援しよう!