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12月10日は、近江屋事件&三億円事件が発生&ノーベル賞授賞式&世界人権デー

【近江屋事件】

1867年12月10日、京都の宿屋近江屋に宿泊中だった、坂本龍馬:海援隊隊長、中岡慎太郎:陸援隊隊長、山田藤吉(とうきち):坂本龍馬の用心棒の3人が、何者かに暗殺された通称:近江屋事件 が起こりました。

旧暦:慶応3年11月15日

いろは丸沈没事件での立ち回り、薩長同盟の成立、大政奉還の実現、船中八策などなど、明治維新の多くに関わっていたと目されていた幕末の志士・坂本龍馬は、この日、風邪気味だった中、その方向性は違えど同じ志を持った中岡慎太郎と日本の未来について話し込んでいたとされています。

が、十津川郷士と名乗る刺客たち数名に襲われ、道半ばで悲壮の死を遂げることに。

近江屋事件の犯人に関しては、未だにはっきりとした詳細は不明で、黒幕は○○だった等々、多くの説が今なお語り継がれています。


【三億円事件が発生】

1968(昭和43)年12月10日、東京都府中市の東芝工場で働く従業員に支給される予定だったボーナス=総支給額約3億円を積んだ乗用車が、白バイ警官を装った人物に車ごと奪われる、通称:三億円事件 が発生しました。

3億円:現代換算約20〜30億円。

当時最高金額となった現金強奪事件は、現場等に多くの物証が残っていたことから早期解決が見込まれていました。

が、実際の捜査は混迷を極め、約17万人以上もの捜査官、モンタージュ写真での情報提供、警察犬の導入など様々な捜査が行われるも、1975(昭和50)年12月10日に未解決のまま、当時の公訴時効が成立。

昭和最大の未解決事件として、今日でも多くの謎に包まれる事件です。

また、完全犯罪を成し遂げたその経緯から、日本犯罪史における最も有名な事件のひとつに数えられ、フィクション、ノンフィクションを問わず多くの作品によって、様々な視点からの解釈がなされています。

そして、この日は、三億円事件の日として、訓戒の意を込めて記念日に制定されています。


【ノーベル賞授賞式】

スウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベル博士が、自身の発明したダイナマイトで得た財産を人類の平和に寄付するという遺言状を遺していたことから、ノーベル博士の命日にちなんで例年12月10日にノーベル賞授賞式がノーベル財団主催のもとで執り行われています。

命日:1896(明治29)年12月10日

賞の選考はスウェーデンの各研究機関が行っていて、物理学、化学、医学、文学、経済学の各賞はスウェーデン・ストックホルムで、平和賞は、ノルウェー・オスロでそれぞれ開催されています。

《ノーベル平和賞》
ノーベル平和賞創設当時に、スウェーデンと連合王国だったノルウェーの研究機関にて、平和賞の選考が行われていることから、式典の場所もノルウェー・オスロで行われています。


【世界人権デー】

1948(昭和23)年12月10日、パリで開催された国連総会で「世界人権宣言」が採択されたことにちなんで、国際デーのひとつとして記念日に制定されています。

国際表記 :Human Rights Day

世界人権宣言は「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利について平等である」との言葉から始まる全30条の宣言で、日本では、人権週間:12月4日~10日、人権尊重推進強調月間:11月11日~12月10日として、同宣言の提唱活動が行われています。


(以上、ネット検索より)

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