見出し画像

12月30日は、地下鉄記念日&取引所大納会&中村屋が創業&蓬莱橋がギネス記録認定された日

【地下鉄記念日】

1927(昭和2)年12月30日に日本初の地下鉄が東京・上野駅~浅草駅で開業したことにちなんで記念日が制定されています。

距離:約2.2km、時間:4分50秒、運賃:10銭均一の地下鉄は、東洋唯一の地下鉄道のキャッチフレーズのもと、当時日本にはなかった間接照明の設置回転扉を模した改札なども取り入れられていました。

10銭(昭和2年):現代換算約2,000円

料金は割高だったものの「東洋唯一の地下鉄道」は珍しさや目新しさもあり、約2時間待ちの大行列ができ、1日で約10万人近い人が乗車するなど、連日大盛況でした。

日本初の同地下鉄は、現在、東京メトロ銀座線として運行されています。


【取引所大納会】

例年12月30日は証券取引所での一年最後の立会いの日とされており、年内最後の取引日は(取引所)大納会と呼ばれています。

土日の場合は、直近の平日が大納会です。

元々、年内最終取引は12月28日の午前中(前場)までとされていましたが、証券業界の業績不振などの影響から営業日数が延びたそうです。

また、例年12月30日の大納会には、その年に話題となったゲストを招いて「手締め」が行われ、立会終了の鐘を鳴らすのが慣例となっています。


【中村屋が創業】

1901(明治34)年12月30日、東京都文京区にパン屋「中村屋」が創業しました。

東京大学正門前にあったパン販売店・中村屋を、相馬愛蔵(あいぞう)、相馬黒光(こっこう)夫妻が買い取り、名称はそのままで、個人経営として営業を開始。

相馬夫妻は、クリームパン、中華まんじゅうなど、当時世界的にも珍しい独創的なパンを次々と考案していきました。

また、夫婦ともに当時はまだ珍しい大学出の商人でもあったことから、親しみを込めて「書生パン屋」の愛称で呼ばれ、店は大繁昌したそうです。

後に、相馬夫婦の娘さんがインド人と結婚したのを機に、本格的なカレーの勉強も始め、これまた珍しい「純インド式カリー」の販売も、日本で初めて行っています。

近年では、パンをはじめとした日本を代表する老舗食品メーカーとして、今なお業界を牽引し続けています。


【蓬莱橋がギネス記録認定】

静岡県島田市に位置し、大井川に架かる歩行者と自転車専用の木造橋「蓬莱橋(ほうらいばし)」が、1997(平成9)年12月30日に木造歩道橋として世界一の長さのギネス記録に登録されました。

ギネス記録文:the longest wooden walking bridge (世界最長木造人道橋)

蓬莱橋は全長897.4mで、その数字をとった、や(8)く(9)な(7)し(4)[厄なし]の語呂合わせから、「厄なしの長生き橋」とも呼ばれています。

また、その造りや形から多くの時代劇でも使用されているため、TV出演が多い橋のひとつで、観光地としても、時代劇撮影地としても、人気のスポットです。

《蓬莱橋》
完成:1879(明治12)年
改修:1965(昭和40)年
通行料:歩行者=小学生以下10円、大人100円、自転車=100円


(以上、ネット検索より)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?