御裸イ坂〜哀捨てNOTE 017/小説+詞(コトバ)
♪新たな私
出逢ったころの ときめきは
今でも胸の中にある
ゆっくり恋をしたかった
時間(とき)を重ねて 愛に変え
育み合って生きたいと
思ってたのに それなのに
あの日 愛が壊された
ともに見ていた夢も終わった
だけどいつまでも
泣いていたってしょうがない
消えてしまった 愛よ、サヨナラ
生まれたての愛を育てよう
廻(めぐ)り逢えた そのHiToとともに
あんなにも焦がれた恋だけど
もう想い出にしちゃったみたい
今日を生きてる 新たな私
しばらくして、ノートに同じ筆跡を見つけた。
汚れた血をすべて流すことで、過去と決別出来たのだ。
そう、新は生まれ変わった。
希望という光と出逢い、ともに紡ぎ合える愛を始めることが出来たのだ。
♪新たな私 02
壊れかけてた この精神(こころ)
やさしくそっと包み込み
生まれ変わらせてくれたHiTo
ゆっくり時間(とき)を重ね合い
恋から愛へ変わり行く
その喜びを かみしめて
永久の愛を誓い合い
二人で夢に向かって行こう
決して平坦な
道ばかりではないけれど…
つないだ手は離したりしない
ぬくもり感じて ときめき続け
育み合える あなたとともに
恋していたい 愛していたい
夢叶えたい 生きて行きたい
未来とともに あなたとともに
今日を生きてる 新たな私
もし、またその愛が壊れたとしても、新よ! もう二度と自らを傷つけたりしないでくれ。
もう二度と、自分を殺そうとしないでくれ。
生きたくても生きることを許されない、そんな運命を背負わされたHiTo々もいるのだから。