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10月13日は、引っ越しの日&サツマイモの日&国際防災の日&世界初の麻酔外科手術が行われる&世界標準時間が決定&世界血栓症デー

【引っ越しの日】

明治元年10月13日(新暦:1896年11月26日)に、時の明治天皇が、それまでの京都御所から江戸城(現:皇居)に入城されたことにちなんで、引越専門協同組合連合会が、記念日に制定しています。

《入城》
一般的には、城に入ること、攻め落とした相手方の城を占拠することの意味があります。

この場合は、明治天皇の政務場所が、京都から江戸に移ったことを意味しています。

《余談1》
明治天皇が江戸城に入城したタイミングで、江戸城が「東京城」に改称されています。

また、明治天皇の東京行幸に関しては、その必要性や行幸先を含め、多くの反発があったものの、当時薩摩藩洋学校・開成所の教授を務めていた前島密(ひそか)氏の建白書助言もあり、天皇に親しみのなかった江戸の民衆へのデモンストレーションの意味合いも込めて、実施されました。

《余談2》
東京行幸を終えた明治天皇は、一旦京都へ戻りますが、間をおかず、再度東京行幸され、東京城に入られます。

1869年5月9日/旧歴:明治2年3月28日

2回目の東京行幸以後、東京が実質的な日本の首都になったとみなされています。


【サツマイモの日】

10月はサツマイモの旬なことと、江戸時代には、江戸から川越(埼玉県)までの距離が約13里なことから、サツマイモが、栗より美味い13里と言われていたことにちなんで、川越いも友の会が、10月13日に記念日を制定しています。

《栗より美味い13里》
くり:9里・より:4里・うまい13里・9+4=13の語呂合わせ的な表現。

上記の理由以外にもサツマイモには、痩せ地でも育つ、台風に強い、栄養価が高い、ビタミンCや食物繊維が豊富などなど、長所が「13」あるとされていることにも由来しています。

鹿児島県や茨城県で生産が盛んなサツマイモは、
知覧紅(ちらんべに):鹿児島県
安納芋(あんのういも):鹿児島県
鳴門金時(なるときんとき):徳島県
五郎島金時(ごろうじまきんとき):石川県
などをはじめ、多くのブランドがあり、近年では、スイーツにも活用され、広く親しまれています。


【国際防災の日】

元々は国際デーとして、10月の第2水曜に記念日制定されていたものを、国連総会にて、10月13日の固定日に変更し、再制定されています

国際表記:International Day for Disaster Reduction

近年、世界的に増えつつある、地震、風水害、土砂崩れ、火山噴火、森林火災、虫害、干ばつ、砂漠化といった自然災害に対する脅威を共有しつつ、その被害から、人命、財産、社会的秩序を守るための行動が、推奨されています

また、災害に対する備えを充実させるとともに、災害の予防、被害減少のための知識の認識を深めることも、提唱されています。


【世界初の麻酔外科手術が行われる】

江戸時代の1804年10月13日(新暦:1804年11月14日)、外科医の華岡青洲(せいしゅう)が、世界初の全身麻酔を用いた外科手術を成功させました。

施術は乳がん除去のために行われたもので、手術の際には、長年の研究を経て、華岡青洲自ら考案した内服全身麻酔剤「通仙散(つうせんさん)」が用いられました。

通仙散は、失明の副作用がしばしば見られるものでしたが、後に、近代麻酔の起源とされるモートン博士のエーテル麻酔法が行われる約41年も前の事例だったことは、世界的にも注目を集めています。

そして、この日は、「麻酔の日」として記念日を制定しています。


【世界標準時間が決定】

1884(明治17)年10月13日に、ロンドン(イギリス)郊外に位置する「グリニッジ天文台」を通る子午線を、経度0°と制定することが発表され、グリニッジ天文台での時刻が、「世界標準時」に決定されました。

標準時=子午線を基準にして、国や地域ごとに定められた時刻のこと。

グリニッジ天文台

日本は、東経135°線を通る子午線が日本の標準時として採用されていて、基準地は、兵庫県明石市で、世界標準時よりも9時間進んでいる時刻です。

また、アメリカやロシアなど、東西に広い国は、州や地区によって標準時が分かれていて、国として、複数の標準時を持っている場合もあります。


【世界血栓症デー】

血栓症という用語を造り、その主要な原因解明研究を行ったドイツの病理学者ドルフ・ウィルヒョウ博士の誕生日(1821(文政4)年10月13日)にちなんで、国際血栓止血学会が国際デーとして、10月13日に記念日を制定しています。

国際表記:World Thrombosis Day

心血管系疾患の原因である血栓症は、心筋梗塞や脳梗塞といった、突発性疾患を引き起こしかねない懸念があることから、血栓症に関する認識を高めるとともに、その原因、危険性、症状、予防法、治療法を、広く知ってもらうことが呼びかけられています。

日本でも、国際デーに呼応するかたちで、日本血栓止血学会が記念日に制定していて、同様の活動が、全国的に展開されています。

(以上、ネット検索より)

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