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6月27日は、松本サリン事件が起こる&メディア・リテラシーの日&演説の日&ちらし寿司の日&零細・中小企業デー&新貨条例が公布

【松本サリン事件が起こる】

1994(平成6)年6月27日、長野県松本市でオウム真理教が化学兵器の一種・サリンを散布した毒ガステロ事件「松本サリン事件」が発生しました。

オウム真理教は、長野県松本市に支部や食品工場建設のための土地売買を計画するも、住民の反対や地裁の判決により計画は頓挫。

その腹いせとも取れる行為によって、オウム真理教の教徒らが撒いた毒ガスは、死者:8名、重軽傷者:約660名以上もの被害者を出す大惨事でした。

サリンのような毒ガスが、一般市民に対して無差別に使用されたのは世界で初めての事で、同事件は、世界的にも大きな衝撃を与えました。


【メディア・リテラシーの日】

上記の事件では、事件現場近くに住む無実の男性が、マスコミによって犯人扱いされるという「冤罪未遂報道事件」の側面も持ち併せています。

この残念な結果を受けて、事件があった長野県に本社を置き、メディア・リテラシー活動を積極的に取り組んでいるテレビ信州が、同じ過ちを犯さないように、今一度、メディアの在り方を考える訓戒の意を込めて、6月27日に「メディア・リテラシーの日」として記念日を制定しています。


【演説の日】

1874(明治7)年6月27日に、東京・慶応義塾の三田演説館で、日本初の演説会が行われたことにちなんで記念日が設けられています。

演説という言葉は、福澤諭吉氏が仏教語をもとにして作った造語とされて

福澤諭吉氏

いて、福澤諭吉氏自身は早くから、日本が欧米と対等の立場に立つ為には、演説の力をつけることが必要と説いていました。


【ちらし寿司の日】

岡山県のちらし寿司、「ばら寿司」が生まれるきっかけである、備前岡山藩主・池田光政の命日(1682年6月27日/旧暦:天和2年5月22日)にちなんで、調理用食材の製造販売メーカー・株式会社あじかんが、6月27日に記念日を制定しています。

備前岡山藩主・池田光政

ちらし寿司の誕生に関しては諸説あるものの、江戸時代に備前・岡山で起きた大洪水の際に、備前藩主だった池田光政が、倹約のため一汁一菜令を出したことがきっかけとされています。

一汁一菜令=食事を、ご飯と味噌汁の他は、一品だけに制限する施策。

節約のためとはいえ、少しでも食事を楽しみたいと願う庶民の間で、同令の制限を受けないよう抜け道的なカタチで、いろいろな具材を盛り込んで一品としたことが発祥とする説が有力です。

また、ちらし寿司は地域によって、五目寿司、ばら寿司、混ぜ寿司、五目ちらし他、様々な呼び方があり、使われる具材も地域によって異なるものの、主に良いことがあった時に食卓を飾ることが多いという文化や慣習は似通っています。


【零細・中小企業デー】

国連総会の決議にて、6月27日に国際デーとして記念日が制定されています。

国際表記:Micro-, Small and Medium-sized Enterprises Day

零細企業や中小企業の定義は、国や業種によって異なっていて、日本においては、経営規模の割りと小さな企業と、ざっくりとしたイメージで捉えられがちながら、法的には、
卸売業、サービス業、小売業の業種:総従業員数が5人以下の企業
製造業、建設業、運輸業、その他の業種:総従業員数20人以下とする小規模企業
以上のように定義されています。

世界的にみても、零細・中小企業は全企業の90%以上に相当し、世界中のほとんどの国で、経済的基幹を担っています。

そのため、零細・中小企業の重要性を認識し、支援するための意識と行動を高めていくことが提唱されています。


【新貨条例が公布】

1871年6月27日(旧暦:明治4年5月10日)に、「新貨条例」が公布されました。

同条例により、日本の貨幣単位として、新たに「圓(円)」が正式採用され、通貨単位としては、円・銭・厘の十進法が採用されました。


(以上、ネット検索より)

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