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9月28日の誕生花💐
ダンギク
=忘れえぬ思い
ヘレニウム
=寛容な心、恋の望み
フジバカマ(藤袴)
=ためらい、遅れ、あの日を思い出す
《ダンギク》
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茎を取り囲むように、葉の付け根に花が集まって咲くのが特徴で、長いおしべとめしべが突き出した様は、花がふわふわした印象を与えます。
江戸時代から、園芸植物として親しまれてきたダンギクは、もともと海に近く、日当たりのよい岩山の崖や急斜面に自生する多年草。
冬は根から上が枯れますが、翌年、また残った部分から芽を出し、成長するという強い花です。
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「シロバナダンギク」「モモイロダンギク」などが一般的ですが、交配種の「カリオプテリス・クランドネンシス」という品種や、寒さに強い花式部という品種もあります。
切り花として人気で、盆栽としてもよく好まれて育てられる花です。
《ヘレニウム》
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初夏から秋に、色鮮やかな花が咲く、北アメリカ原産のキク科の多年草。
さまざまな種類があり、品種によって、初夏から咲き始めるものと、晩夏から咲き始めるものがあります。
咲き始めは平べったい花芯部分が、咲き進むにしたがって半球状に盛り上がってくることが和名の「団子菊(ダンゴギク)」の由来です。
耐寒性、耐暑性ともに強く、やせ地でも育つほど、丈夫な草花です。
種類によって、多年草と一年草がありますが、多年草は、一度植え付ければほぼ、放任で育ちます。
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多花性で色鮮やかな花色は、夏から秋の庭で、華やかな存在です。
草丈が高くなるものは横にも張るので、庭や花壇、ボーダーガーデンなどの地植えが向いています。
《フジバカマ》
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花は、小さな花の集合体。切り花で流通している時は、ほぼつぼみの状態なので、小さな丸い粒がぎゅっと詰まったように見えます。
花が咲き始めると、糸のように細い花びらを広げ、ふわふわとした羽毛のような優しい花姿です。
花は、つぼみの頃の方が紫色が濃く、花が咲くに従って、淡い紫色から白の花火のような姿になっていくのも魅力です。
葉は、3枚に裂けたような形状で、茎に対生しています。裂けていない葉もあります。葉の先が尖っているのが特徴です。
芳香は、花ではなく、葉にあります。
葉には、桜餅を思わせるような甘い芳香があります。
昔の貴族は、フジバカマの葉を入れた香り袋を着物に忍ばせたり、お風呂に入れたりして楽しんだそうです。
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(以上、ネット検索より)