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5月2日は、世界まぐろデー&郵便貯金の日&歯科医師記念日&日本で鉛筆の生産がスタート&第1回全日本柔道選手権大会が開催

【世界まぐろデー】

国連総会にて、5月2日に国際デーとして記念日が制定されています。

国際表記:World Tuna Day

元々まぐろは、需要が世界的に高い魚ながら、その個体数は少ないことから、乱獲が繰り返されています。

そのため、適度な漁獲量を守り、まぐろの生態保護を考えることが提唱されています。

《余談》
まぐろは漢字で「鮪」と書きますが、これは、まぐろが口を開けてエラ呼吸をおこなっていて、水から酸素を取り込んでいるため、窒息死を防ぐために、常にいろんな海流を泳ぎ続けていることから、回遊魚の代表格とされています。

そのため、いろんな海にいる(≒有る)魚という意味合いから「鮪(まぐろ)」の字が充てられたとされています。


【郵便貯金の日】

1875(明治8)年5月2日に、郵便貯金の業務が開始されたことにちなんで、当時の郵政省(現:日本郵政)が記念日に制定しています。

郵便貯金は、日本近代郵便の父と称される前島密(ひそか)氏主導のもと、東京府下:18ヵ所、横浜:1ヵ所の2都市:19ヵ所の郵便局で、貯金預所が創設されました。

これは、前島氏がイギリスに現地視察した際に、イギリスの郵便局は郵便だけではなく、為替・貯金業務も行っていることを学んだ経緯から、日本でも導入されました。


【歯科医師記念日】

1906(明治39)年5月2日に、歯科医師の身分や業務を規定する「歯科医師法」が公布されたことにちなんで、日本歯科医師会が記念日に制定しています。

歯科医師法の施行によって、医科と歯科は完全に分離され、医療と歯科医療が別個の独立した存在として、それぞれの立場が確立されました。


【日本で鉛筆の生産がスタート】

1886(明治19)年5月2日、東京・新宿に「眞崎鉛筆製造所」が創立され、日本で初めて鉛筆の工場生産が開始されました。

同社の創業者・眞崎仁六(まさきにろく)氏は、1878(明治11)年にフランス・パリで開かれた「パリ万博」を訪れた際に、初めて鉛筆というものを見て感銘を受けたそうです。

そのことがきっかけとなり、自ら様々な研究と努力を重ねた末に、自社生産の鉛筆工場を建てるまでに至っりました。

眞崎鉛筆製造所は、後の「三菱鉛筆株式会社(uni)」であり、大発展を遂げています。

《日本で初めて鉛筆を使った人物》

徳川家康

世界で初めて鉛筆が作られたとされるのは14世紀頃のイタリアで、鉛とすずを混合した芯を、木軸に装着した筆記具が確認されています。

本格的な鉛筆の生産が開始された16世紀頃の欧州では、黒鉛部分を「削るタイプ」「詰めるタイプ」の2タイプが製造され、ほぼ同時期に日本にも輸入されています。

江戸時代だった日本では、徳川家康が使っていた硯箱から「削るタイプ」の鉛筆が発見されています。

伊達政宗

また、同時代を生きた伊達政宗の墓地・瑞鳳殿からは、黒鉛を「詰めるタイプ」の鉛筆が発見されていることから、日本で最初に鉛筆を使った人物は、徳川家康か伊達政宗のどちらかだと目されています。


【第1回全日本柔道選手権大会が開催】

1948(昭和23)年5月2日に 第1回 全日本柔道選手権大会 が東京講道館で開催されました。

戦後、日本平和の再建について語り合い、技を競い合う大会として、講道館柔道の創始者・嘉納治五郎氏の10回忌記念と併せて催されています。

今日では、無差別級日本一を決める大会であり、同時に、オリンピック、世界柔道選手権の代表選考会も兼ねていることから、例年、大きな注目を集めています。


(以上、ネット検索より)

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