11月18日の誕生花💐
ユーカリ
=新生、再生、思い出、記憶、慰め、追憶
ナナカマド
=慎重、賢明、私はあなたを見守る
テッポウユリ(鉄砲百合)
=純潔、甘美、威厳
《ユーカリ》
自生地では、100m近くにもなる常緑高木です。
日本では環境の違いもあり、30m程度にとどまりますが、地植えにすると思いのほか高木になるので、植える品種の樹高を調べたり、庭に植える際は場所をしっかり考えてからにしましょう。
鉢植えで育てると、地植えにするよりコンパクトに管理ができます。
ユーカリの花は、品種によって咲く時期が異なります。
花色は、白やクリーム色から、ピンク、オレンジ、黄色、赤などがあります。
枝葉の他、花や果実にも芳香があるのが特徴です。
リラックス効果や、虫除け効果があると言われ、精油やハーブティー、化粧品などで利用されています。
切花でも人気があり、花束やアレンジメントにもよく使われます。
ドライフラワーになりやすい点も人気の理由で、スワッグやリースなどの花材としても多く用いられます。
葉は、コアラが食用にするイメージが強いですが、ユーカリの葉であれば何でも食べるということではなく、コアラが食用とするのは、800種以上もあるユーカリのうちの数種類だそうです。
学名「Eucalyptus」は、「よく」や「誠に」を意味する言葉と、「覆った」を意味する言葉が含まれていて、訳すと「よく覆われた」という意味です。
これは、ユーカリが乾燥した場所でもよく育ち、一面を緑で覆うことに由来すると言われています。
原産地は、とても乾燥していて、山火事が多く、ユーカリのタネは、山火事後の雨により発芽します。
《ナナカマド》
バラ科の落葉高木で、全国の山地に自生しますが、北海道では、街路樹としてもよく植えられています。
真っ赤な実のほうが有名ですが、夏には、5ミリほどの小さな花が集った、ふんわりとして綿のような白い花を咲かせます。
秋には、赤く染まる紅葉や果実が美しく、葉が落ちた後も、実だけが残ります。
冬には、真っ赤な実に、白い雪がのっている風景は北国らしく、一年を通じて目を楽しませてくれます。
名前の由来は、「材質が固くて燃えにくく、かまどに七度入れてもまだ焼け残る」という説が広く知られています。
炭の原材料として利用され、ナナカマドの炭は、極上品とされています。
また、その実は、果実酒に利用できます。
《テッポウユリ(鉄砲百合)》
冠婚葬祭でおなじみの最もポピュラーな純白のユリ。
球根のほか、切り花としても多く流通しています。
九州南部から沖縄にかけて生息する、日本原産の多年草(球根植物)で、海岸近くの崖などで見られます。
その名は、花の形が、昔の鉄砲に似ていることから付けられました。
初夏に、純白でラッパ形の花を横向きに咲かせ、ヤマユリのような濃厚な香りはありませんが、甘く優しい香りがします。
凛とした清楚な白い花が咲くと、初夏の庭が、爽やかさと華やかな雰囲気に包まれます。
沖縄などの暖地が原産なので、極端な寒さは苦手ですが、地植えでも、鉢植えでも、比較的簡単に育てることができます。
切り花としては通年流通し、日常使いのほか、清楚な白い花は、冠婚葬祭の花材としてもよく利用されています。
1つの茎に複数の花がつき、花は下から上に向かって時間差で咲き進むため、日持ちのする花材です。
聖母マリアと天使が描かれている「受胎告知」の絵に描かれている花は、白ユリ。
当時のヨーロッパでは、白ユリといえば「マドンナリリー」のことでした。
その後、日本のテッポウユリがヨーロッパに伝わると、「聖母のユリ」は、テッポウユリに置き換わるようになったそうです。
(以上、ネット検索より)