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3月20日は、春分/春分の日(2024年)&LPレコードの日&地下鉄サリン事件が起こる&上野動物園が開園&電卓の日&国際幸福デー

【春分/春分の日(2024年)】

春分は、季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、定気法にて、太陽が「春分点」を通過した瞬間の太陽黄経0度のときと定義されています。

が、暦としては、太陽が春分点を通過した日が春分となる考えが採用されていて、2024(令和6)年は3月20日が春分の日に該当します。

中央標準時:3月20日:12時06分。

《春分点》
黄道座標や赤道座標の原点。

天球上における春分点の位置は、地球の歳差によって常に西向きに移動しています。

《二十四節気》
古代中国で考案された暦の一種で、現在の季節の指標となっているもの。

太陽が移動する天球上の道は黄道(こうどう)と呼ばれていて、1年で1周する黄道を24等分した考え方が二十四節気です。

今日でも、天候に左右されやすい農事だったり、年中行事や時候の挨拶など、様々なシーンで使われています。

春分に該当する日は、日本の祝日法にて、自然をたたえ、生物をいつくしむことを趣旨とした「春分の日」の名称で、国民の祝日です。

また、春分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日ともされています。

併せて、春分の日を境に、昼の時間が徐々に長くなり、秋分の日まで、夜の時間がだんだんと短くなっていきます。


【LPレコードの日】

1951(昭和26)年3月20日に、日本初のLPレコードが、日本コロムビア株式会社から発売されたことにちなんで、記念日が設けられています。

それまで主流だったSP盤(Standard Play)は、材質がシェラック樹脂素材なため、収音時間は5分程度だったのに対し、LP版(Long Play)はポリ塩化ビニールになったことで、SP盤より軽量、丈夫、コンパクト、音質向上になり、約30分前後の録音が可能となりました。

そのため、収録時間の短さから、それまでのSP盤では収まりきらなかったクラシック音楽などの長演奏曲も録音出来るようになり、一気に普及していきました。

また、LP盤は、以前と比べて長時間の録音が可能となったことから、長時間レコードの名称で、今日でも愛好家を中心に親しまれ続けています。


【地下鉄サリン事件が起こる】

1995(平成7)年3月20日午前8時頃、朝の通勤ラッシュ時を狙った前代未聞の猛毒ガスによるテロ事件「地下鉄サリン事件」が発生。

営団地下鉄(現:東京メトロ)の三路線、計5本の電車内で、猛毒のサリンがまかれ、駅員や乗客の多くが次々に被害を受けました。

重軽傷者:6,300人以上、死亡者:12名とも報道されている凶悪テロ事件は、事後の捜査で、宗教法人・オウム真理教の犯行だったことが判明。

その主要幹部の多くは逃走を図るも、後に逮捕・自首をし、教団のトップだった麻原彰晃こと松本智津夫被告や、捕まった元主要幹部たちは、死刑判決が確定し、2018(平成30)年7月6日に刑が実行されています。

また、1995(平成7)年当時、大都市において、無差別的に化学兵器が使用されるという世界にも類例のないテロリズムだったことや、人口密度が高くなる朝の通勤ラッシュ時を狙った、極めて非道な犯行だったことなど、全世界に大きな衝撃を与える事件でした。

警察庁による正式名称は、「地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件」で、例年3月20日には、被害にあわれた方々への黙祷や献花が行われています。


【上野動物園が開園】

1882(明治15)年3月20日、日本初の近代動物園である「上野動物園」が開園しました。

正式名称:東京恩賜(おんし)上野動物園。

開園から1885(明治17)年にかけて、種類:123種、総数:299点だった動物の種数は、2000年代に入って、種類:511種、総数:2,852点までに増えています。

また、1972(昭和47)年には、日本と中国の国交正常化記念として、2頭のパンダが日本で初お目見えした際には、パンダブームが席巻し、1日平均で約20万人以上もの人々が上野動物園を訪れる など、日本で最も古い動物園であり、日本で最も年間来場者数が多い動物園として、今日でも賑わっています。

そして、この日は、上野動物園開園記念日として制定されています。


【電卓の日】

1964(昭和39)年3月に、シャープ株式会社の前身にあたる早川電機工業株式会が、国産初の電卓 計算機「CS-10A」を発表したことと、1974(昭和49)年には、日本製の電卓生産台数が世界一になったことを受けて、ビジネス機械・情報システム産業協会が覚えやすい日付けの3月20日に記念日を制定しています。

日本初となる国産の電卓「CS-10A」は、数字入力:フルキー式10桁、表示数:20桁、大きさ:420×440×250mm、重量:約25kg、価格:53万5,000円でした。

特に価格に関しては「新車が買える」ほど高価なものだったため、一般には、その必要性も含めて、なかなか手が出せる代物ではありませんでしたが、以後に続く、日本の電卓生産の第一歩でした。


【国際幸福デー】

2012(平成24)年に開催された国連総会で提唱され、193ヵ国の加盟国が、満場一致で国際デーとして、3月20日を記念日に制定しています。

国際表記 :International Day of Happiness

主に日本では、「ハピネスデー」「幸福の日」とも呼ばれています。

例年3月20日には、世界がより幸福になるようにと願うとともに、幸福とは何かについて考えるためのイベントなどが、世界各地で行われています。

これは、物質的、経済的、人道的、精神的など、国や地域によって異なる幸福の基準を、それぞれの立場から考えていくこと自体の大切さを提唱しているもので、さまざまな角度からのアプローチや、意見交換などが取り交わされています。


(以上、ネット検索より)

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