3月3日の誕生花🌸
桃=私はあなたのとりこ、天下無敵、気立ての良さ
レンゲソウ(蓮華草)
=感化、私の幸福、あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ、心が和らぐ
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《桃》
日本では、桃と言えば“桃の節句”お雛様を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
“桃の節句”と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日のあたりに桃の花が咲くことや、桃が魔除けの効果を持つと言われていたことに由来しているとされています。
雛人形には大きな役目があり、その家の娘の厄を引き受けると言われています。
ひな祭りには、娘に災いがなく美しい女性に成長し、幸せな人生を送るようにという願いが込められています。
そんな桃ですが、実際の植物の桃には2種類あり、食用と園芸品種に分けられます。
食用は「実桃」と呼ばれ、園芸用は「ハナモモ」と呼ばれています。
桃と言えば果実を思い浮かべる方は多いかもしれませんが、春になれば「桃と言えば花」と印象が変わるかもしれません。
桃の節句ひな祭りで飾るのは園芸品種の「ハナモモ」ですので、食用とは全く異なる性質の植物です。
ピンク色や赤色や白色の花を咲かせ、樹姿は様々です。
立ち性、枝垂れ性、ほうき立ち性と3種類あり、地植えで大きく育てることもできますが、鉢植えや盆栽として楽しむこともできます。
園芸品種のハナモモにも実はなりますが、酸味や苦みがあり食用には不向きです。
しかし、家庭の庭でハナモモになった実に砂糖を加えて、果実酒やジャムにして楽しむことはできるようです。
落葉中高木で、背の高いものは8mまで生長するものもありますが、上手に剪定すれば小さいまま楽しむことも可能です。
地植えでも鉢植えでも楽しむことができ、盆栽として楽しまれている方も多いようです。
《レンゲソウ》
マメ科ゲンゲ属の植物で、和名は「紫雲英(ゲンゲ)」や「翹揺(ゲンゲ)」などと呼ばれていて、別名「翹揺草(ゲンゲソウ)」「蓮華(レンゲ)」などとも呼ばれています。
原産地は中国で、赤色や白色、紅紫色、紫色などの花色があります。
《レンゲソウにまつわるギリシア神話》
ある日のこと、仲のいい姉妹が祭壇に捧げる花を摘みに野へと行きました。
姉妹は水辺に咲いているレンゲソウを見つけ、その花を摘みました。
すると、折った茎から血が流れました。
その花は、ニュンペー(精霊や下級女神が嫌な男から逃れるために姿を変えたもの)だったのです。
そうとは知らずに、その花を摘み取った姉妹の姉の足は、草へと変化し、そして根が張ってしまいました。
姉が最後に妹に残した言葉は「花は全て女神が姿を変えたものだから、もう花を摘むのはやめて」というものでした。
その言葉を最後に、姉はレンゲソウになってしまったのです。
(以上、ネット検索より)