7月11日の誕生花🌸
ベラドンナ
=沈黙、人を騙す人の魅力
フクシア
=つつましい愛、信じる愛
ハイビスカス
=常に新しい美、勇ましさ、勇敢、新しい恋、繊細な美、上品な美しさ、華やか
《ベラドンナ》
薄紫色の花色をしていて、鐘のような形の花を咲かせます。
葉の大きさは20㎝ほどで、ヨーロッパでは古くから薬として、その葉が使われてきました。
花が咲き終わると、1㎝ほどの実をつけます。
はじめは緑色の実をしていますが、熟すと真っ黒になります。
この実は甘いといわれていますが、毒があるため、食べてはいけません。
海外では、ブルーベリーと間違えて食べた人が、死に至ってしまったという事例もあるそうです。
学名は「Atropa belladonna」といいます。
イタリア語で「bella(ベラ=美しい)」、「donna(ドンナ=婦人)」という意味です。
「Atropa」はギリシャ語で「引き返せない」という意味であり、ギリシャ神話に登場する「運命の三女神」モイラ三姉妹の長女であるアトロポスの名前からきているといわれています。
アトロポスは不可避の者といわれ、死の瞬間に、その糸を断ち切るという役割でした。
花言葉の由来となった、ベラドンナの実を使って、瞳孔を大きく見せていたという話が、名前の由来にもなっています。
名前のとおり「美しい女性」を意味するベラドンナですが、草全体に毒をもっているため、「魔女の花」と呼ばれています。
《フクシア》
バラ科の低木で、美しい花を咲かせるため、鉢植えなどでよく栽培されます。
品種が多く、花形が一重のものや八重のもの、花が小さいものから大きいものなど多種多様で、花の色もバリエーションが豊富です。
南米の熱帯・亜熱帯原産の植物ですが、高冷地や峡谷に自生し、涼しくて湿り気のある環境を好みます。
そのため、日本の夏は苦手とされていますが、耐暑性に優れた品種も存在します。
4月から7月中旬と、10月中旬から11月が開花期で、咲いている期間が長いことが特徴です。
《ハイビスカス》
大きくて、原色の色鮮やかな花を咲かせ、観賞用として人気の品種です。
ハワイの州花にも選ばれているように、日本で見られるハイビスカスのほとんどは、ハワイ由来のものです。
熱帯の植物というイメージが強いので、暑いところが好きそうですが、意外にも暑さに弱く、30度を超えると花が咲かないものもあるので、日当たりには注意が必要です。
また、美しい花は寿命が短くて、普通は一日から二日しかもちません。
(以上、ネット検索より)