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12月18日は、ナボナの日&国連加盟記念日&東京駅が完成&東京湾アクアラインが開通した日
【ナボナの日】
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1938(昭和13)年12月18日に「ナボナ」などの菓子製品の製造・販売業を展開している亀屋万年堂が創業したことにちなんで同社が記念日に制定しています。
ナボナは、1963(昭和38)年に誕生した軽い歯触りのスポンジ生地とバタークリームの絶妙な組み合わせが人気のお菓子で、亀屋万年堂の創業者でもある引地末治(ひきちすえじ)氏が、イタリアのローマでお菓子祭りを見た際に、大勢の子どもたちが思い思いにお菓子を楽しんでいる光景に感銘を受けたことが製品誕生のきっかけでした。
同氏は、和菓子の感性を活かしながら、洋菓子の楽しさを盛り込んだお菓子の創作に乗り出し、軽くしっとりとした中にサクサクとした食感を持つスポンジと、なめらかな口当たりのバタークリームの開発に成功しました。
プレーン、チョコレート、抹茶、いちご、ラムレーズンなどバラエティ豊かな風味が楽しめる他、季節限定のフレーバーも人気で、贈り物や手土産にも適していることから、東京を代表する和洋折衷菓子です。
商品名の「ナボナ」の名称は、同氏が感銘を受けた地=イタリアのナヴォーナ広場から付けられたそうです。
【国連加盟記念日】
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1956(昭和31)年12月18日、日本の国際連合加盟案が全会一致で可決され、国連への加盟が承認されたことにちなんで記念日に制定されています。
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日本は、1933(昭和8)年2月に行われた国際連盟総会で「満州国」は不承認とされた決定などを不服として、当時の松岡洋右(まつおかようすけ)主席全権が議場から退席したのをきっかけに、以後、国連からは脱退していました。
が、約23年ぶり、終戦から約11年の時を経て、国際社会への復帰を果たしました。
【東京駅が完成】
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1914(大正3)年12月18日、東京駅が完成し祝典が執り行われました。
遡ること1889(明治22)年に、既存の新橋駅と上野駅とを高架鉄道で結び、その中央地点に駅を作る案が決定され、工事が開始されたものの、資金不足や日露戦争などの影響で工事自体が中断されていました。
その後、1908(明治41)年から再び工事が開始され、約6年半の歳月を経て無事完成しました。
駅としての開業は12月20日からです。
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東京駅完成当初は、江戸時代からあった繁華街の京橋側ではなく、まだ野原だった丸の内側だけに駅出口が設けられていました。
その後、東京駅丸の内中央出口と皇居の正面を繋ぐ皇室専用の貴賓出入口も作られるなど改修が重ねられ、1929(昭和4)年には八重洲側口も設けられました。
また、2000年代に入ってからは、東京駅を中心とした一帯が、コンクリートなどで都心にこもりがちな熱を逃すために、風通しをよくするための都市設計なども採用されています。
そして、この日は、「東京駅完成記念日」として制定されています。
【東京湾アクアラインが開通】
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1997(平成9)年12月18日、神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ自動車専用有料道路「東京湾アクアライン」が開通しました。
《東京湾アクアライン》
正式名称:東京湾横断道路
全長:15.1km
線番:CA
起点:神奈川県川崎市川崎区
終点:千葉県木更津市
道路法上は「一般国道409号内」とされいて、細かくは、
東京湾アクアライン:川崎浮島JCT〜木更津金田IC
東京湾アクアライン連絡道:木更津金田IC〜木更津JCTと別れています。
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東京湾アクアラインが出来る前は、千葉県木更津市や神奈川県横浜市の各工業地帯を結ぶルートが乏しく、特に、東京・羽田〜千葉・木更津以南までのアクセスには東京湾を迂回しなければいけませんでした。
が、東京湾の中央付近をほぼ直線に横断するよう完成した東京湾アクアラインのおかげで、移動距離、移動時間、移動コストなど、圧倒的な短縮効果をもたらしています。
東京湾アクアラインは、神奈川・川崎側から人工島パーキングエリアの「海ほたる」までは、主に海底道路となっている他、海ほたるPA内では、川崎、木更津両方向共に、それぞれUターンが可能と、観光面での配慮もされた構造です。
(以上、ネット検索より)