御裸イ坂〜哀捨てNOTE 052/小説+詞(コトバ)
♪愛がひ・か・る
君がそばにいるだけで
僕に力をくれるし
君がそばにいるだけなのに
僕に太陽が降りそそぐよ
ねぇどんな闇だって
歩いて行けそうな気がする
ねぇ僕はハッキリと見えるよ
君がひ・か・る
あなたが見つめてくれるから
私は強くなれるし
あなたが見つめてくれるからこそ
私は夢に向かって行ける
ねぇどんな夢だって
叶えられそうな気がする
ねぇあなたが勇気をくれるから
あなたがひ・か・る
「ねぇ、アタル」
「なに?」
「何をやるかも決まったし、資金もあるし、旗揚げ公演はいつやるの?」
「うん。すぐにでもやりたいけど、まずは出演してくれるHiToを募集しなくちゃ」
「え、オーディションをやるの? なんかカッコイイ!」
「ていうか、えらそうだよね。オレ、芝居を始めたばっかりなのにサ」
「そんなことないよ。座長なんだから」
「座長かァ。やっぱりえらそうだよねぇ」
「まさか、またネガティブになってるの? 私にオシリを引っ叩いて欲しいの?」
「大丈夫だよ。でも、マスターのノートだと、出演者は女の子ばっかりだから、ヒカリちゃんの協力が絶対必要不可欠だからサ。頼むよ、副座長」
「まかせてよ。でも、副座長はカッコ悪いから、マネージャーって呼んで」
「じゃあマネージャー、ヨロシク!」
「オッケー!」