7月25日は、「味の素」が完成&世界で初めて人工授精による赤ちゃんが誕生&最高気温記念日&かき氷の日&知覚過敏の日&さいたま2020バスケの日
【「味の素」が完成】
1908(明治41)年7月25日、東京帝国理科大学(現:東京大学理学部)教授だった化学者・池田菊苗(きくなえ)博士が、グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法の特許を取得。
博士は、日本人が好んだ昆布の出汁の研究を重ね、そこからうま味とされる主成分が、アミノ酸の一種であるグルタミン酸であることを突き止めました。
翌年には、鈴木製薬所(現:味の素株式会社)とともに商品化に着手し、完成した新調味料が「味の素です。
《余談》
発売当初は、「味精」という商品名で販売されていて、中華圏では現在でも「味精」の商品名が使われています。
そして、この日は、うま味調味料の日として、記念日のひとつに制定されています。
【世界で初めて人工授精による赤ちゃんが誕生】
1978(昭和53)年7月25日、イギリス・マンチェスターにあるオールダム総合病院で、世界初の体外受精児が誕生しました。
当時は、「試験管ベビー」と呼ばれ、世界中で大きな話題となりました。
このとき行われた体外受精は、自然妊娠の叶わなかった母体から採取した卵子と夫の精子を体外で受精させ、その受精卵を母体に戻す方法が採用されました。
その後、受精卵は母体で無事成長し、1978(昭和53)年7月25日に、元気な女の子を出産しています。
元気な赤ちゃんの誕生は、不妊治療に悩む全世界の人々にとって大きな光明でした。
さらに、産まれた女性は無事に成長し、2000年代に入って自然妊娠を経て赤子を出産。
体外受精が問題となっていた当時、体外受精で産まれた女性は、赤子を授かることができないのではとの噂や危惧を見事打ち消し、それまでの懸念を完全に覆しています。
そして、この日は、体外受精の日として、記念日のひとつに制定されています。
【最高気温記念日】
1933(昭和8)年7月25日、山形県山形市で(当時)観測史上初の最高気温40.8℃が記録されたことにちなんで、記念日が設けられています。
この最高気温は、長らく日本の最高記温記録でしたが、2007(平成19)年8月16日に、埼玉県熊谷市、岐阜県多治見市で40.9℃を観測し、最高気温観測記録が約74年ぶりに更新されています。
その後も、
高知県四万十市江川埼:2013(平成25)年8月12日:41.0℃
埼玉県熊谷市:2018(平成30)年7月23日:41.1℃
静岡県浜松市:2020(令和2)年8月17日:41.1℃
上記のように、日本の最高気温記録は更新され続けていて、観測史上、日本歴代最高気温の41.1℃を記録した7月23日は、日本歴代最高気温の日として記念日が設けられています。
《暑さの呼称の違い:気象庁》
夏日:25℃以上、真夏日:30℃以上 、猛暑日:35℃以上、熱帯夜:その日の最低気温が25℃以上と区別して、表現されています。
【かき氷の日】
かき氷は以前、夏氷(なつごおり)と呼ばれていたことから、な(7)つ(2)ご(5)おりの語呂合わせと、7月25日は最高気温記念日でもあることから、日本かき氷協会が記念日に制定しています。
【知覚過敏の日】
7月25日が、かき氷の日として記念日が制定されていて、かき氷などの冷たいものを食べた際に、歯がしみると知覚過敏の疑いがあることから、症用歯磨剤の製造・販売を行っているグラクソ・スミスクラインが記念日に制定しています。
【さいたま2020バスケの日】
東京オリンピック種目のひとつに選定されているバスケットボールが、さいたまスーパーアリーナで、2020(令和2)年7月25日に開催される予定だったことから、さいたまバスケットボールレガシー2020プロジェクト実行委員会が、記念日に制定しています。
(以上、ネット検索より)