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11月6日の誕生花💐
フジバカマ(藤袴)
=ためらい、遅れ、あの日を思い出す
ヒヨドリバナ(鵯花)
=清楚、期待、延期
サネカズラ(実葛)
=再会、また逢いましょう、好機をつかむ
カサブランカ
=威厳、純潔、高貴、雄大な愛
《フジバカマ(藤袴)》
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キク科ヒヨドリバナ科の多年草であり、開花期は8月~9月、秋の七草の一つにも数えられてきた植物で、万葉集でも謳われています。
茎の先端に、直径わずか5㎜ほどの小さな、少し藤色に染まった白い花を房状に付けます。
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名前の由来も、花色が藤色であり、花弁が袴のような形をしている事から名づけられました。
平安時代には女性がフジバカマの茎や葉を水に浸けて洗髪したり、芳香剤や防虫剤としても活用されました。
《ヒヨドリバナ(鵯花)》
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キク科の多年草です。
日本各地の日当たりの良い林道などに見られます。
高さは、1〜2mです。
葉は、両面に短毛が生えていて、ザラザラで、対生して短い葉柄です。
名前の由来は、ヒヨドリの鳴く頃に花が咲くことからきています。
白い筒状の小さな花が、頭状花序を作っていて、さらにこれらが集まり、散房状になっています。
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花は、8月から10月に咲きます。
そう果は、長さが3ミリほどで細長いです。
よく形態に変異が見られるうえ、フジバカマにも似ています。
《サネカズラ(実葛)》
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つる性木本の常緑種です。
サネというのは果実を意味していて、赤い実が良く目立つことから、サネカズラ(実葛)と呼ばれています。
樹皮の古いつるは、コルク層が発達して太くなっています。
枝は褐色で、皮をはぐと、ねばりけがあります。
樹皮から粘液をとり、整髪料にしていました。
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8月に、白い小さな花を咲かせますが、あまり目立ちません。
雌雄異株で、秋に赤い実をつけることで知られています。
この実を乾燥させて、漢方薬にします。
《カサブランカ》
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特徴は、大きくて豪華な花です。
花は茎に横向きに付き、若干下向きに開花します。
完全に開花した花の大きさは、実に直径20cmにもなります。
そして、もう一つの見た目の特徴は、花びらのブツブツとした点です。
また、花びらは開花するに従って、クルリと外側にめくれます。
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雄しべには、オレンジ色の花粉が付いていて、そのままにしておくと、白色の花びらに花粉が飛び散り、花びらを汚してしまいます。
また、花粉が洋服に付着すると、なかなか取れません。
ですから、カサブランカが開花し始めたら、すぐに雄しべごと取り除くと良いです。
さらに、カサブランカの特徴と言えば、甘い香りです。
開花と共に、甘美な香りがしてきます。
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(以上、ネット検索より)