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2月6日の誕生花

ブルーベル
=謙遜、変わらぬ心

スミレ(黄)
=田園の幸福、慎ましい喜び

クロッカス(黄)
=私を信じて、(紫)愛の後悔

菜の花
=快活、明るさ、初々しい


《ブルーベル》

イギリスを含むヨーロッパに多く分布している植物です。

ユリ科ツルボ属の球根性多年草で、4月頃から5月頃にかけて開花して、淡い青紫色の鼻をうつむき加減に咲かせます。

花茎は10~30センチの高さで、花弁の先端だけが外側にかけて、反り返るのが特徴です。

ヨーロッパでは16世紀頃からすでに庭園に植栽されていて、花は心地よい芳香を放って強く香るので、人気があります。

種子から発芽した苗は2年で開花するので、短期間で自生地を広げることが可能です。


《スミレ》

スミレ科スミレ属の植物で、和名は「菫(スミレ)」、別名「相撲取草(スモウトリクサ)」とも呼ばれています。

スミレは世界中の温帯地域を中心に分布していて、日本では60種類以上、世界では実に400種類以上が存在していると言われています。

スミレと呼ばれる仲間には、ビオラやパンジーなどの園芸種は含まれませんが、それ以外のスミレ属の花を総称して「スミレ」と呼ばれています。

ただし、正確に「スミレ」と呼べるのは、日本全土に分布する「ビオラ・マンジュリカ(Viola mandshurica)」を指しています。

日本では万葉時代には既に多くの人に好まれていて、道端に咲いてる小さく可憐な花として野生品種のタチツボスミレは大変愛されていたようです。

花弁は5枚で、袋状で細長い距(きょ)が特徴的です。

春の訪れとともに芽を出し、根元や葉のわきから花柄を伸ばし、先端に直径1~2cmの上品な紫色の花を一つ咲かせます。

花色は非常に豊富で、紫色のほかにも白色・黄色・青色・ピンク色などがあります。

[スミレにまつわるギリシア神話]
太陽神アポロンは美少女イアに一目惚れをしますが、イアには婚約者がいました。

当然イアはアポロンの気持ちに応えようとせず、そんなイアに怒りを感じたアポロンは、イアをスミレに変えてしまったのです。


《クロッカス》

アヤメ科クロッカス属の植物で、和名は「クロッカス」、別名「花サフラン(ハナサフラン)」「春サフラン(ハルサフラン)」などとも呼ばれています。

原産地は地中海沿岸で、花色は紫色・黄色・白色・青色・赤色などがあります。

春の訪れを報せるように早春に花を咲かせるクロッカスは、ギリシャ語の糸という意味の「krokos」が語源と言われています。

クロッカスの雌しべが糸状に長く伸びることに由来しています。

[クロッカスに纏わるギリシャ神話]
“クロッカス”という名の美しい青年が、羊飼いの娘スミラックスと恋をします。

2人は結婚の約束をしたのですが、神々は決して2人の結婚を承諾しなかったのです。

絶望したクロッカスは自害し、スミラックスはひとり残されて、悲しみの中に突き落とされてしまいます。

そんな2人を可哀そうに思った花の女神フローラが、青年をクロッカスの花に、羊飼いの娘をスミラックス(サルトリイバラ)の花に変えたということです。


《菜の花》

一つの花のことを指しているのではなく、アブラナ科の植物全体の花をさしています。

観賞用としてはチリメンハクサイが多いのですが、食用としては小松菜やブロッコリー、キャベツや野沢菜の花が該当します。

さらに一般的には黄色い花をさしていますが、ダイコンの花は白色です。

土手などに生えている菜の花はセイヨウカラシナの場合が多く、丈夫でしかもどのような場所でも繁茂していくことができるため、毎年数多くの花を咲かせることができます。

(以上、ネット検索より)

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