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8月27日は、「男はつらいよ」の日&御成敗式目が制定&日本で初めて原子炉が稼働&佃大橋が完成
【「男はつらいよ」の日】
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1969(昭和44)年8月27日に、映画「男はつらいよ」の第1作が公開されたことにちなんで、記念日が設けられています。
山田洋次、渥美清のタッグで、テキ屋稼業を生業とするフーテンの寅さんこと車寅次郎(演:渥美清)が巻き起こす、東京の葛飾区柴又をメイン舞台にした人情喜劇は、既にテレビドラマで放送され、人気を博していました。
テレビドラマでは、放送最終回に寅さんは亡くなってしまう設定でしたが、あまりの人気ぶりや、また観たいとの大きな反響があり、映画で復活。
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以後、同氏主演映画シリーズとしては、48作にも及ぶ世界的最長編シリーズであり、ギネス記録にも登録されています。
また、映画では、各旅先で出会うマドンナに惚れつつも、失恋するか身を引くかして、成就しない寅さんの恋愛模様に加えて、日本各地の美しい風景、その土地ならではの食べ物や情景を、映像に納めているのも特徴のひとつです。
【御成敗式目が制定】
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1232年8月27日(旧暦:1232年8月27日)、日本最初の武家法とされる武士政権のための法令「御成敗式目」が、時の鎌倉幕府第2代執権・北条泰時によって制定されました。
鎌倉幕府が開かれたことで、武家政権が誕生していましたが、当時の武家政権下では「美徳心」が物事の判断基準で、その美徳心が、人や地域や身分によって違っていて、きちんと明文化された法律は存在していなかったことから、争い事や揉め事の対処方法が、毎回違っていました。
そのため、紛争も絶えなかったことから、鎌倉幕府を開いた源頼朝以来の先例や、武家社会での慣習や道徳を参考にして、全51条の条文が制定されました。
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《主な内容(超意訳)》
神社の修理は僧の務めですよ。
以前から続くお祭りごとは大事に引き継いでいきましょ。
年貢や土地は決められた範囲を守ってくださいね。
罪人はちゃんと罰しますよ。
他人への暴力や悪口はダメですよ。
結婚したら報告してくださいね。
何か問題が起こったら裁判して解決していきましょうね。
などなど、当時の生活スタイルで起こりうる状況に寄り添った内容が、割と多岐に渡って取り決めらました。
「御成敗式目」の制定により、それまで曖昧だった諸問題の判断基準が明確化され、以後、武家政権の裁判規範となり、広く使用されました。
【日本で初めて原子炉が稼働】
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1957(昭和32)年8月27日午前5時23分、茨城県東海村の日本原子力研究所に設置された「ウォーターボイラー型炉1号JRR-1」にて行われた臨界実験が成功。
これにより、日本最初の原子の火が灯りました。
前日の8月26日から行われていた臨海実験に成功したことで、日本はインドに次いで、アジア2番目の原子炉稼働国になりました。
本格的な運転が開始されたのは、同年11月26日のことで、現在は原子炉としての運転は廃止されています。
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また、運転廃止後は燃料も取り除かれ、密閉管理された状態で、原子力科学研究所敷地内に敷設された展示館にて、公開されています。
そして、この日は、「日本に原子の火がともった日」として、記念日に制定されています。
【佃大橋が完成】
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1964(昭和39)年8月27日、東京・隅田川に架かる橋のひとつ「佃大橋」が完成しました。
「佃大橋通り」とも呼ばれている都道473号線が通る橋で、1964(昭和39)年の東京オリンピック開催に備えた道路整備の一環事業として建設されました。
また、完成時には、戦後初めて隅田川に架かった橋としても注目を集めました。
近年では、例年開催されている「東京マラソン」のコースにも入っていて、佃大橋の近辺は高低差もあるため、東京マラソンの難所としても広まりつつあります。
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(以上、ネット検索より)