Joyful Days 002

以前アップした「哀捨て iN THE DARK」のボイスドラマです。

どうか勇気を出して、スタートボタンを押してみてくださいませ!

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   SE:ものすごい風の音。
   続いて、音楽4「哀捨て iN THE DARK①」、イン。
   四人、風に吹き飛ばされる。
育「うわぁ~、また飛ばされてる!」

哀捨て iN THE DARK
風に飛ばされ 闇の中
哀捨て FANTASy
闇からの脱出
Woh… Woh… Woh…

○アニメーション・緑のきれいな森
(渚)「緑のきれいな森に、ジョイベルズというペナントオオカミの男の子
 が住んでいました」
   と、ジョイベルズ(J)が風に飛ばされ、落ちて来る。
J「(辺りを見回し)こ、ここはどこだ? ジョイベルズって誰だ? あ
 れ、俺のカラダが紫色の毛で覆われてる! 口も、長くて大きくなってる
 し! ジョイベルズって、俺なのか!?」
(陽)「ジョイベルズは、毎日元気に森の中を駆けまわっていましたが、彼
 が近づくと、みんな逃げて行ってしまいました」
(渚)「仲良く遊びたいのに何故なんだろうと、ジョイベルズは木陰に座っ
 て考え込んでいました」
J「なるほど、わかった! ここでは、俺はジョイベルズなんだ。とにか
 く、カタルシスの言う通りにやってみよう。木陰に座って、考え込むんだ
 な。よし! (木陰へ行き、座る)」
   そこへ、トンガリオウムのショウワァ(S)が、上空から飛んで来
   る。
S「みんな、君に喰べられちゃうと思って、逃げて行くんだよ」
J「え、僕は何もしないのに…。(小声で)って、勝手に台詞が出て来る
 ぞ!?」
S「何をごちゃごちゃ言ってるのさ? だって、君はオオカミじゃないか」
J「そうだけど、どうして?」
S「オオカミは、狂暴な生き物だからだよ」
J「僕は、狂暴なんかじゃないよ!」
S「そんなこと言ったって、それは社会の常識だし、みんなそう思い込んで
 いるよ」
J「常識…? (頭を抱え込む)」
S「ねぇ! 君は、本当に狂暴じゃないのかい?」
J「ああ! 僕は、みんなを襲ったり、喰べたりなんかしないよ!」
S「だったら、それをみんなに報(しら)せる旅に出ようよ!」
J「いいね、そうしよう!」
   ジョイベルズ、勢いよく立ち上がり、ショウワァと一緒に森の奥へと
   歩いて行く。
   音楽5『抗待進光(コウタイシンコウ)』イン。

愛が巻き起こす その風で
僕の夢船を進ませたい
独りきりだけの力じゃとても
進んで行けない遠いところまで
その風に乗って進みたい

風よ 吹くことを止めないで
強く吹き続けて
僕の夢船をどこまでも 進ませて

どこまでも どこまででも運んで
愛の温かい追い風よ
ねぇこの夢に何かを感じたら
何かが見えたらパワーを下さい
その風でもっと遠くへと

そんな思考(おもい)を遥かに越えて
もっとも~っと遠くへ
この夢の限界さえも超えて 進ませて

だけど愛の気が冷めてしまえば
すぐに追い風は止んでしまい
ほどなく向かい風に変わって
愛ごと 夢ごと戻されてしまう
その風に背中を向けずに

逆らってでも前に進み
風向きが変わるのを
抗いながら待ち続けて 進み行く

J「僕は、ジョイベルズ。君は?」
S「僕は、ショウワァ。ヨロシク!」
J「こちらこそ、ヨロシク!」

再び巻き起こされる風で
僕の夢船は進んで行く
独りきりだけの力じゃとても
進んで行けない遠いところまで
その風に乗って進みたい

風よ 吹くことを止めないで
強く吹き続けて
僕の夢船をどこまでも 進ませて

そんな思考を遥かに越えて
もっとも~っと遠くへ
僕の限界さえも超えて 進み行く
   SE:ものすごい風の音。
   音楽4『哀捨て iN THE DARK②』にチェンジ。
   緑の森が吹き飛ばされ、暗闇が広がる。

哀捨て iN THE DARK
闇の中の 森の中
哀捨て FANTASy
祝福の鐘を鳴らそう!
Woh… Woh… Woh…

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