10月5日の誕生花💐
パイナップルリリー
=完璧、完全
クレオメ
=秘密のひととき、あなたの容姿に酔う、小さな愛、舞姫
コスモス(黄)
=野生の美しさ
《パイナップルリリー》
南アフリカ原産の球根植物です。
品種は複数あり、背丈の高いものは80cmくらいのものから、コンパクトな矮性種まであります。
和名の「黒星万年青」「星万年青」は、星形の花と常緑の葉であるパイナップルリリーの特徴からつけられています。
開花時期は7月~8月。
球根として流通している品種は複数あり、品種によって背丈、花や葉の色、耐寒性に違いがあります。
寒冷地以外では、数年間は植えっぱなしで管理が可能です。
花の見た目は、パイナップルのような形をしていることから、パイナップルリリーと呼ばれています。
初夏に株元から花茎を立ち上げ、小さな花は、下から開花していきます。
花の頂点の部分は、「苞葉(ほうよう)」と呼ばれる葉です。
学名のEucomis(ユーコミス)は「美しい頭の毛」と言う意味で、これは苞葉に由来します。
切り花としても多品種が流通し、夏の暑い時期に、日持ちのする花材として人気があります。
切り花で流通する時は、下葉がついていない花茎のみが一般的です。
《クレオメ》
夏に、風に舞う蝶のような花を咲かせる一年草。
熱帯アフリカ原産で、日本へは明治時代初期に渡来し、夏の花壇を彩る植物として、広く栽培されています。
草丈が80~120cmほどまで伸び、頂点に4枚の花びらをもつ花をたくさん咲かせます。
太くて長い雌しべと、さらに長い雄しべが突出している姿が特徴的です。
花ひとつひとつの寿命は短いですが、毎日先端に向かって咲き進み、新しい花が開くので、長い間楽しむことができます。
暑さに強く、こぼれ種でも増え、丈夫で育てやすい草花です。
花が、蝶が飛んでいる姿に見えることから、和名では「西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)」と呼ばれています。
別名の「酔蝶花(スイチョウカ)」は、クレオメの花が蕾のときは濃いピンク色で、咲き進むにつれて、だんだん白っぽく変化する様子を、酔った蝶に見立てたことにちなみます。
英名「Spider flower」は「蜘蛛の花」を意味し、長い雄しべが、細く長い蜘蛛の足に似ていることが由来です。
《コスモス(秋桜)》
メキシコ原産の一年草です。
全国の植物園などでは、コスモスの花畑が、秋の観光スポットです。
18世紀末に、アメリカ大陸からヨーロッパに持ち込まれ、日本に渡来したのは、幕末の頃とされています。
名前の由来は、「装り」「美しい」などの意味を持つギリシャ語の「kosmos」からきています。
花色が美しいことにちなんで、マドリッドの王立植物園長・カバニリェス神父が名付けたとされています。
秋の花として有名ですが、近年、改良された園芸品種の開花時期は6月からのものもあり、夏にも花を咲かせます。
環境に合えば、こぼれ種で増えるほど丈夫です。
葉は、小さく細かいものが枝分かれして生えています。
種小名の「bipinnatus」は「2回羽状」という意味のギリシャ語に由来するとされ、コスモスの葉のフォルムにちなんでいるそうです。
茎の先端に付ける花は直径5cm程で、ピンク、赤、白などのほか、黄色、ベージュピンク、複色などの花色があります。
最近は、八重咲き、花びらが筒状になったストロー咲き、花弁の縁が色づいた品種など、多様な咲き方があります。
和名「秋桜」は、花が秋に咲くこと、また花びらが桜を連想させることから、名付けられたそうです。
(以上、ネット検索より)