汚部屋脱出への道24【家事代行を120％活用する方法①】
こんにちは。
汚部屋脱出サポーター、元汚部屋のシンプリスト、きらりです。
家事代行サービスが世の中に普及してきて、「掃除」「片付け」のスキルの専門性が高くなってきています。
で、私もフリーランスの家事代行経験が３年ありまして。
ご依頼内容は掃除と片付けを専門にやっています。（有資格者です）
高級レジデンスの完璧なお掃除から、汚部屋脱出のお手伝い、お掃除苦手さんへのアドバイス業、整理収納…
今日はそんな中で感じた、家事代行さんをうまく活用するコツをお伝えしようかなと思いマス。
（特に汚部屋さん、片付け苦手さん向けで。）
長くなりそうだから何回かに分ける予定。
では第1回、いってみよ。
■『何をして欲しいのか』明確にしよう
●家事代行さんに依頼する「作業」を明確に
ここから始まる。
片付けて欲しいのか、掃除して欲しいのか。
お掃除なら、食器洗いなどの通常の家事そのものを代行して欲しいのか、それとも自分では全然手が回らない大掃除的なことをして欲しいのか。
どこをどんな風に作業して欲しいのかを明確に。
そして、それを作業してもらえる状態に、事前に整えておこう。
って言っても、「家事代行さんといえども人だから、こんな汚いトイレじゃ恥ずかしいから掃除しとかなきゃ…」みたいのは、要らないです！！笑(^▽^)
逆に、ここは事前に頼む！！ってことを２点。
■よくある困った状態「洗い物モリモリ」
というのも、これはめっちゃあるある。
キッチンの大掃除をして欲しいというご依頼で、シンクに洗い物が山盛りな状態。
これは私よりももっとお掃除の家事代行一筋でやってらっしゃる方の方が、事前にお客様にお願いしてる事だったりします。
家事代行さんは、コレに当たると「で、出た…」と内心思ってる確率１２０％です。（号泣）
「普通の家事を含めてやれるところまででいいです」って話ならまだ救われるんだけど…
でも。
お皿洗いって、ご依頼者様と家事代行さんとでは全然違うんですよ。
家事代行さんは、テキトーに洗ってはい終わり！！ってできないのです。。。仕事だから。
それに食器は割れ物。雑な仕事はできません。
なので、お皿洗いに関しては、ご自分でなさった方が正直早いです。
で、一番の問題が【お皿洗いに時間を取られる】こと。
その結果、家事代行さんのプロフェッショナルなお掃除に割ける時間が激減。
特にキッチン・お風呂は『時間』を味方につけて掃除する場所です。
油汚れ・カビ汚れというのは、つけ置きしたり、漂白剤を散布したり…そういった時間も逆算してお掃除するんですよ～。
プロの技でね、キッチン用洗剤にアルコールと食器用洗剤を混ぜたものをコンロに散布して…シンクを洗って漂白剤散布して…その間にレンジの内側の拭き掃除を…
とか、考えてるんです。
水回りなので当然掃除にお水を使います。シンクも使いたい。
でも作業場所が空いてない…！！なんならシンクの外にもいろいろ出てる…
まぁそんな感じで。掃除の難易度が上がります。。
時間が無い、動線が悪い。
なので、結果に直結する【お掃除】がして欲しい場合は、シンクの中は洗い物モリモリにしとかないのが吉です(⌒∇⌒)
■よくある困った状態「掃除道具が…圧倒的に足りない！！」
これもよくあります。
汚部屋さんは掃除道具を持ちすぎなことが多いのだけど、お掃除苦手さんって感じの方は「掃除道具を持ってない」確率が高いです。
●雑巾がない…
特に困ること、それは【適切な雑巾がない】こと。
雑巾として出してくださったものが、あまりにも汚れがひど過ぎて、それで拭いてもキレイにはならないです…ってことがよくある。
あと多いのは、サイズが大きすぎるタオルしかない場合。
お掃除にはフェイスタオルは大きすぎます。
水を拭くための雑巾として１枚あるくらいならいいんだけどね！
フェイスタオルではどこでもお掃除はできません。
やっぱり雑巾というからには雑巾のサイズくらいが適切です。
じゃあタオルを切っておけばOKじゃーん、ってなりがちなんだけど、それもストップ！！
切れ端からポロポロと糸が出まくり！！
その糸くずを取るために何度も拭き掃除…
プロが欲しい雑巾は以下の3つです。
①マイクロファイバー雑巾
→油汚れがキレイに取れる魔法の雑巾
②綿でできてる清潔なハンドタオルサイズのタオルか雑巾
→仕上げ拭き、水を吸い取りたい拭き上げには欠かせません
③使い捨てできるおしぼりみたいなもの
→使い捨てシート。なければお弁当についてくるおしぼりみたいなもの
ものすごく汚れてるところとか、床の拭き掃除とか。あって困ることはないし、掃除のスピードは速くなるし、衛生面でも安心
激推し雑巾です。
●ブラシがない…
次に無いのが、『ブラシ類』
ブラシがあると掃除のクオリティは劇的に上がります。
ブラシじゃないとできないこともあります。
歯ブラシでもいいんだけど、歯ブラシでは届かないところってたくさんあるんです。
なので、こんな形のが理想です。
①ブラシ部分が長いもの
→よくサッシをお掃除する道具として売られてるようなものです
ソフトとハードの2種類が片方ずつについてるやつとか。
こんな形やブラシの長さがそれなりにあるものが必要なことがあります。
●洗剤がない…
プロは、たくさんの洗剤を必要としていません。
実はね。
でも逆に、最低限コレだけは頼む…！！ってものがあります。
①食器用洗剤
→界面活性剤配合率ナンバーワンの中性洗剤。主力選手。これだけは本当にお願いします！！
②アルカリ電解水かセスキ
→キッチンにこれがあると百人力。
逆に言うと、コンロ用洗剤はなくても本当のプロならなんとかします、食器用洗剤とアルカリ電解水があれば。。。
アルカリ電解水で拭くと拭き跡が残りません。仕上がりがキレイだし時間もかかりません。
③泡ハイター
全体を洗った後に使うんですけど、仕上がりが全然違います。
物理的にスポンジやブラシが届かないところもキレイにできるので。
カビは塩素系ハイターがないと取れません。
キッチン泡ハイターが一本あればどこでも使えます。お風呂用とかトイレ用とか兼用できる。ぶっちゃけ、中身は同じだから。濃度が違うだけです。
全然高いものじゃないから本当におすすめ。
ただし、アルカリ性が強いので肌は荒れます。響きに反して強烈な子です。目に入らないようにも注意。
えっと、今日はタイムアップ！
また明日に続きます。
皆様のお手間を省くため、困り果てる家事代行さんを減らすため、後日アマゾンで買えるようにリンクを貼りたい。。。。
では！
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まだ始めたばかりで不慣れですが、お勉強させていただきながらがんばってます。