響け!ユーフォニアム3期13話感想
時は前話、12話終了時の数日前に一旦戻る。全国大会の5日前、桜の木を植えて記念撮影。この時真由が撮った写真は後にかけがえのない存在に…
3日前、校舎の裏で練習をしている久美子のところに真由が来る。二人で練習をしようとしたところに奏が割り込む。これがあすかノート継承の儀式となった。
2日前、二人にとっての聖地、大吉山山頂で麗奈はアメリカの音大へ行くこと、そして何時かは滝に告白することをを明らかにした。
当日、晴香と香織が来て久美子と雑談。「かっこいい」と言いながら求の頬を両手でそっとさわる緑。私が求だったら鼻血がリットル単位で出そう。優子と夏紀は見事に遅刻。
演奏中はこれまでの回顧。そしてトロフィーを手にする秀一。ここで一応久美子たちの物語はすべて終わり幕となる。
そしてCパート突入。麗奈そっくりの黒髪の女子生徒(いとこ?)が指揮をして、そして茶髪ツインテールの女子生徒がユーフォニアムを吹いている。そして壁際に集められたアクリル板、ゴミ箱に捨てられたマスク、橋の上ですれ違う奈良線電車、それらはこの時代が2020年代であることを強烈に主張している。そして新入生を含む部員たちを出迎える久美子先生。かつての滝のように。
響け!ユーフォニアムシリーズ堂々の完結!久美子の大学時代の描写が完全にすっ飛ばされてるけど、それがまあ、残念でした。見たかったのに…
全部見終えてから1話に戻って冒頭を改めて見る。銅像の横で咲き誇る桜の木。雑にうず高く机の上に積まれた本。寝ぼけた久美子が目覚まし時計のボタンを押す。
「やられた~! 騙された~! 一杯食わされた~! こういう騙し方があるのか! あれは未来の描写だったのか~! 直後の久美子の制服姿にミスリードされた! 3期全体が久美子の思い出話、しかも出勤途中での回想(という構成)だったのか!」となりました。(笑)
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