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【言語が与える役割】 ~フォルケ留学🇩🇰〜



こんにちは。デンマーク留学中のキラです。日本の親世代のフォークソングを聞きながらNOTEを書いています。


半年間のフォルケホイスコーレ生活(brandbjerg hojskole)を終え、新たなフォルケホイスコーレ生活(internatinal people hojskole)がスタートしました。以前の学校はデンマーク人が大半を占めるThe Danish hojskoleであったのに対し、今回は世界各国から集まる(今回は28カ国)internatinal hojkoleである。メイン言語はもちろん「English」であるが、ネイティブスピーカーもいればノンネイティブスピーカーもたくさんいる。


留学中は、言語について考える時間が自然とできるわけで、たくさんの言語がまじりあうここ学校で新たに感じた言語の持つ役割。言語が与える影響について少し書こうと思う。



以前の学校では、90%の割合で生徒がデンマーク人であったため、言語を通して自然にマイノリティーとマジョリティーができた。この2つのグループには何らかの壁があったと思う。(もちろん全部のグループに壁があったわけではないが)デンマーク語がわからない私からするとこのように言語によって分断されることが当たり前のようにも感じた。


しかし、本当にデンマーク語がわからないから分断されていたのか?


現在、internatinal hojskole(ipc)で英語が第一言語という中で暮らしている。英語はある程度わかる。でも、その中でもやはり、ネイティブスピーカーとの差は埋められない訳で、ipcでのグループを見てみる。ネイティブスピーカーはネイティブスピカ―でグループを作って、ノンネイティブスピーカーはノンネイティブスピーカー同士でグループを作っている印象である。
もちろん、ネイティブスピーカーの中には、アメリカ、イギリス、カナダ、シンガポールと様々な国籍が存在はする。しかし、そこにノンネイティブスピーカーが存在することは珍しい。


グループができる際に、共通点が多いほどやはりグループを作りやすい。ipcでのグループを見れば一目瞭然。育ってきた環境、文化が近いほど仲良くなりやすい。



しかし、ここipcでは言語レベルの等しさがグループを作るうえで一番影響を与えている要因であると感じた。




居心地の良さで自分の居場所が定まってくが、ネイティブスピーカーの輪に居心地さはもちろん感じないわけで、

それぞれが居心地の良い場所にとどまること、

その結果、ネイティブはネイティブの輪を作り、ノンネイティブはノンネイティブの輪を作るのだ。


言語レベルによって差別化されることを少し残念に思った。


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