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【フォルケ留学🇩🇰〜就職活動に向き合ってみた〜】



デンマークのフォルケホイスコーレに1年間留学していました!!

留学を終えて、1ヶ月半は1年間の留学生活を振り返ったり、内省したり、時は刻々とすぎ…


大学3年生を終えて、休学して留学に行ったため、留学後に自然と
「就活」というワードが出てきた。


デンマークでの留学中も「就活」について考えることもあったけど、

自分の中の掟として留学中は留学のことしか考えない。
「今」のことしか考えないというスタンスでやっていたため、

今回「就活」に向き合うのは初めてだった。


就職するか、しないかを置いといてとりあえず就活をしてみようという気持ちになったので、3月の初旬に始めた。

多分、就活自体は結構好きなんだろうなと思っていたので、就活に対しては抵抗なく始められた。

戦略コンサルティング、もしくはマーケティング部に携わりたいと想いから、企業を探していると、まだ、この時期でも間に合いそうな企業がちらほらと出てきた。

ESを書いたり、いわゆるウェブテストの勉強をするのも苦痛じゃなかった。

でも就職活動をする中で、少しずつ湧いてくる疑問があった。




1つ目は、なぜ就職活動は全国の大学生が同じ時期に行うのだろうって。

それぞれに就職する時期が違うくてもいいと思う。

就活することに対して準備ができていなければ、就活したいと思うまで待てばいいと思うし、別の道に行くのもありだと思う。

全大学生一斉就活が若者の未来、選択肢を狭めていると感じた。日本の社会の構造とそれに伴うプレッシャーが自然と量産型大学生を作っているのだと思った。



2つ目は新卒採用って?

もちろん日本で新卒として入社して、研修を通して、お金をもらいながらスキルアップできる点は素晴らしいと思う。

また、スキルがなくても会社が育ててくれることは本当にありがたいと思う。

でも、新卒の切符と言われるように、「新卒を逃したら就職は難しいよ。」とたくさん言われた。

実際、何度この言葉をかけられただろうか。日本の全大学生一斉就活システムが新卒切符を作り、挑戦したい大学生の可能性を狭めていると知らずに。


そして、そうこう考えているうちに、「もしこんだけ、時間と労力をかけて、入社した会社にギャップがあったら?」「自分のしたいことができなかったら」と考えると不安でたまらなくなった。

実際に働いてみないことに、プロジェクト内容、仕事の手触り感、仲間、上司なんてわからない。

自己分析をした上で戦略コンサルタントや、マーケティング部がいいなと思っているけど、実際に働いたこともなければ、その中で自分が何を専門的にやりたいのかなんてわからない。


このように疑問がある中で就活に集中できなくなった。
だから、今は経験がてら、自分が本当に生きたいと思える会社に絞って就活をすることにした。



就活をする中で、デンマークから帰ってきて一番怖いなと感じたのは、日本のでの当たり前を世界での当たり前だと思い込んでしまいそうだということ。

デンマークにいる時は日本を俯瞰するのは簡単だった。でも、日本にいると日本を俯瞰することが難しすぎるということ。

だからこそ、定期的に外に出て、視野を広げることが大切なんだなと思った。

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