[あつ森]ご卒島物語~旅立ちのとらえ方
あつ森で起きる悲しいイベントと言えば、住民の卒業=引っ越しではなかろうか。
基本、来る者拒まず去る者追わずのスタンスで楽しんでいる
(あつ森の闇とも称される、気に食わない住民の追い出し、人気キャラの売買など、せめて自分の島は無縁でいたい)
ただ寂しいので住民の引き留めは3回までとしている。
今回、2人目のご卒島、タンタンの引っ越しについて思ったことを綴る。
(1人目はタツオだったが、とんでもないタイミングだったのでじっくり考えることなくてんやわんやだった。それは騒動記として別に綴ります)
1.決断したら切り替えが早い
「う~ん…」と眉間にしわを寄せて考え込んでいたところを声を掛けると、
「ここは居心地がいいけど、アイドルになるにはもっと広い世界を知った方がいいかもしれない」と悩んでいることを告白される。
それへの回答が「いっちゃヤダ」か「頑張って」の2択。
今回、この悩みが4回目であり、こちらも迷った末に「頑張って」と返事…
と、ものの見事、ぱぁ~っと顔を明るくし、「有難う!準備するわ!」というノリ。
こちらがやはり寂しくなって、何度声を掛けても、全く引っ越しとは関係のないトークを返すのみ(写真)
さっきまでの苦悶の表情はどこへ・・・
2.もう前しか見ていない
引っ越し作業中に声を掛けても、希望にあふれた言葉しか言わない
背中を押したものの、未練がましいこちらが空しくなるぐらい、前しか見ていない。本来、旅立ちは不安も付きもののはずが、清々しいくらい前しか見ていない。
3.見送る側のスタンス
送り出した側の気持ちに寄り添ってくれるのは、やはり同じ見送り側の住民たち。ちゃんとこちらの傷心も、出ていく側の晴れ晴れしい気持ちもわかった言葉をくれる。
思い出に、みんなで送別会。
4.現実にも通じること
旅立つ側は、見送る側の少しの未練さえ引きずらないように、前を見る姿勢を示すこと。
見送る側は、旅立つ側に先を進む不安を感じさせないよう、明るく後押しすること。
形式的にはそういう姿勢でも、お互いに寂しさと不安を隠しきれていない旅立ち、卒業が多い気がする中、清々しく教えてもらった気がする。
オマケ
タンタンが出ていった後、案内所のいらないものBOXに、タンタンが「お気に入り」だとしょっちゅう着てくれていた、プレゼントしたドレスが入っていた。
諸行無常…