やっと会えたぜ 震えたぜ
Liella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~の季節の感想を一言で表すのなら「最高に楽しかった」となるのでしょう。
これは一見ありきたりな感想のように思われますが、少なくともこれは私にとって「当たり前のようで当たり前じゃない」ものでした。
これまでのLiella!のナンバリングライブ千秋楽全てにおいて、私が笑顔で終われたことはありませんでした。
1stでは、ひとつのライブツアーに何公演も参加するということをしたのが初めてだったからこそ、終わりの瞬間に喪失感に呑まれてしまった。
2ndでは、5人のLiella!の季節が終わってしまうことへの切なさを抱えながら千秋楽を見届けることとなった。
3rdでは、ラブライブ!スーパースター!!を離れて夢を追いかける覚悟が決まっていたからこそ、別れの寂しさを感じつつベルーナドームに立った。
もっとも、私はラブライブ!スーパースター!!を受け取ってセンチメンタルになることは嫌いではありません。
だって、寂しさを感じるのはいつだってそれまで駆け抜けてきた季節が最高に楽しかったからなのです。センチメンタルに呑まれてしまうくらい、私がその作品を大好きであることの証明なのです。
とはいえ、最高の笑顔で「楽しかった!」と振り返ることができるようなライブツアーも経験してみたいという気持ちは常々ありました。今回のツアーは、そんな私の小さな夢を叶えてくれたのでした。
4th LoveLive! Tourでも涙を流してしまった場面はあったのですが、それは寂しさや切なさゆえのそれというよりは、嬉しさから来るそれで。
ずっと泣きながら笑っていた、そんなライブであったように思います。
それではなぜ私が4thにてようやく「楽しい」本位でライブを受け取る事ができたかということを考えるに、これまでスーパースター!!の哲学を数多受け取ってきて、私自身も少し成長できたからなのかな、と思うのです。
このnoteでは何度かお話させていただいていますが、私は3rd埼玉を受け取ったのち、ラブライブ!スーパースター!!2期12話の哲学「夢を叶えるためには時に"大好き"から距離を置かねばならない時もある」を実践し、夢を叶えるためにラブライブ!スーパースター!!に背を向けました。
私は本当にだらしない人間で、何かこれまで全力でひとつの目標に向かって努力することをしたことがなかったのですが、Liella!に背中を押されて臆病なりに頑張ることができました。
この経験が糧となって、もっと強くなれた。ようやくラブライブ!スーパースター!!に胸を張って向き合える自分になることができたと思うのです。
この経験があったからこそ、4th LoveLive! Tourの季節を「楽しい」で締めくくることができたと信じています。
ラブライブ!に背中を押されて起こした行動が、よりラブライブ!を楽しくする。ずっと私の主軸となっていた向き合い方ではありますが、4thを経て改めてこれが私のラブライブ!であると思い出すことができました。
「将来の夢」を叶える旅を終えて、これからは「ラブライブ!の夢」を叶えていくフェーズです。
自分の人生を変えてくれたラブライブ!スーパースター!!に全力で恩返しをするために、この界隈を全力で盛り上げていく。みんなのLiella!の輪を結んでいくお手伝いをする。
これからも自分なりのスーパースター!!を全力で追いかけてまいりますので、よろしくお願いいたします。
P.S.
4th LoveLive! Tour開催に付随した各企画に参加してくださった皆様に心からの感謝を申し上げます。
初めての試みも多々あり、不安な気持ちもありましたが、協力してくださった皆様のおかげでよりよいものをお届けすることができました。
改めまして、本当にありがとうございました!
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