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ありがと 今日も

2022年04月28日。

2期生との出逢い。

最初は動揺してちょっと泣いちゃったけど、START!! True dreamsの「忘れないで 大好きは消えないよ」という歌詞を聴いて平静を取り戻すことができました。

この経験をきっかけに、ラブライブ!スーパースター!!に対し初めて明確に感謝の念を憶えました。いまに続くきらんの「恩返し」がここから始まります。


2022年5月26日。

夏美さんと駆け抜ける日々のはじまり。

2期生との出逢いにより本格的に「恩返し」に乗り出した私は、何より先に「2期生の全力応援」を行動指針とすることにしました。

当時はまだ自己紹介程度の情報しか出てなかった都合上、推しは全然決まっていなかったけど、一人に焦点を当てた発信を行なっていった方がより強い恩返しができると確信していた私は、アコースティックライブの直前に立ち寄った原宿ゲーマーズで、当時なんとなく気になっていた夏美さんのグッズを手に取りました。

偶然なのかな。運命なのかな。間違いなく言えることは、いまじゃ夏美さん以外を選んで応援している世界線の自分の姿が想像できないくらい夏美さんのことが大好きだし、あの時夏美さんを選んでいたからこそ幸せなイマがあるということです。


2022年6月5日。

初めて動いている夏美さんの姿を見た日。

こんなに涙が出るくらい2期生が大好きになれているんだなって思えたあの瞬間。昨日のことのように憶えてるよ。

あの日嬉しくて大泣きした経験があったからこそ、それ以降も2期生のことを高いモチベーションで応援してこれたと思うから。あの日まで全力で2期生への大好きを高めてくれた自分に感謝だねっ。


2022年7月17日。

ラブライブ!スーパースター!!アニメ2期放送開始。

勢いで原宿に宿を取って鑑賞した初回。最後の夏美さんのセリフであまりにも胸が熱くなって、暑い中本気のダッシュでキャットストリートまで漕ぎ着けて、泣きながら叫んでいたあの日のキモチは忘れない。

記念日に疎い自分がノータイムで日付を口に出せるような、そんな大切な記念日です。あの日の私は、間違いなく人生最高を更新していました。


2022年8月7日。

初めての夏美さんバースデー!

この日から今日でちょうど2年。髪色変えたり、オニナッツbotをつくったりしてはっちゃけた想い出。

キャラクターの誕生日を本気でお祝いするような楽しみ方をしたのはこの時が初めてでした。イマじゃお祝いしないなんて考えられないけどね。

あの時の自分へ。何気ない日常に大切な記念日が増えていく素敵さに、気づいてくれてありがとう。


2022年8月14日。

2期5話「マニーは天下の回りもの」放送。

当時帰省中で、母方の実家でバーベキューをしているところをこっそり抜け出してリアタイした記憶。

この回を終えてからの一週間は、特に夏美さんへの風当たりが険しい時期で。だからこそ、自分なりに夏美さんや2期5話の魅力を全身全霊でアウトプットしてやるんだと燃えることのできた時期でもありました。


2022年8月21日。

2期6話「DEKKAIDOW!」放送。

ラブライブ!スーパースター!!との向き合い方が根本から覆ったような衝撃を受けた回でした。私たちが全力で想いを懸けて臨めば、ラブライブ!スーパースター!!はそれに応えてくれるって、この回を通して知ることができたんです。

自分はあくまで1期生推しで、夏美さんは「恩返し」のために設定していた相棒、意地悪な言い方をすれば舞台装置のようなものであるはずでした。それでも、あの時流した涙は嘘偽りなく、夏美さんが好きすぎるあまりのものだったんです。きっとあの日、ようやく私は本当の意味で「鬼塚夏美推し」に成ったんだと思います。

輝かしい想い出で溢れる2期の季節の中でも、一番の想い出の日です。


2022年9月21日。

TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』2期 OP&ED主題歌連動リリースイベント。

1階席4列21番。事実上の2列目。自分史上最もLiella!に近い席でリリイベを受け取った衝撃は、今でも色濃く記憶に刻まれています。

「私のSymphony」で絵森さんが泣いている姿を見て、この人を全力で応援しようって思ったのもこの時。もし私が当たったのが昼じゃなくて夜の公演だったら、いまのラブライブ!スーパースター!!への熱量はなかったかもしれないね。


2022年11月19日。

ラブライブ!スーパースター!!座談会第1回。

夏美さんたちが気づかせてくれて始まった「恩返し」の軌道は、ここで初めて「企画」というものに出逢いました。

私の「恩返し」の在り方は、これを機に「企画を通してラブライブ!を応援する誰かに働きかけ、界隈の活性化を図る」方向へとシフトしていきました。夏美さん、一歩踏み出さんとした私の背中を押してくれてありがとう。


2022年12月3日。

3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~開幕。

アニメ期間を全力で駆け抜けてこれたからこそ、鮮烈だった初演の日。夏美さんに出逢ってからの日々が全部全部フラッシュバックしてきて、開演前から号泣していた話は、いまでも当時の連番者とよくします。それだけの熱さを胸に抱えたのは、あの時が初めてだったんだ。

夏美さんのおかげで享受することができたときめきを大切に、本気で応援の声を飛ばした公演でした。あまりの熱量に、2公演目にして折れてしまったブレードは、いまでも大切に取っておいているよ。


2023年1月13日・14日。

3rd LoveLive! Tour 北海道公演。

自分の「恩返し」は叶わないと知った日でした。なぜなら、私の「恩返し」を受け取ってくれたラブライブ!スーパースター!!は、贈った恩をはるかに越える「素敵」を私たちの元に届けてくれるんだから!

私たちの想いを受け取ったラブライブ!スーパースター!!が、それを上回る熱量で想いを返してくれる。それを受け取った私たちも、もっと全力でこのコンテンツを応援しようって思える。なんて素晴らしい「恩返しの連鎖」なんだろうって思いました。

最後に自分の贈ったフラワースタンドを見に行ったら、これまでお世話になった友人たちがみんな集まってきてくれて。そこで急に涙腺が決壊しちゃって、何時間経ってもそれが止まってくれなくて、途方もない嬉しさを噛み締めたあの日を忘れません。これから立ち止まることがあっても、あの日のことを想い出せば、きっとまた前を向いて「恩返し」に励むことができるのでしょう。


2023年3月4日・5日。

夢を追いかけるために、ラブライブ!スーパースター!!に背を向けることを決めた私の最後の舞台。

自分の夢のためとはいえ、大好きで大好きでたまらないもの背を向けるのは寂しかったけど。夏美さんの「夢を語るなら責任は持つべき」という言葉に励まされて、人生を変えるための大きな一歩を踏み出せました。いや、そもそも夏美さんがいてくれなかったら、一歩踏み出すことは選択肢にすら入らなかったのでしょう。

ちょっと名残惜しくて、終演後はしばらくベルーナドームを散歩していました。会場の中はあんなに寒かったのに、外を漂う風はなんだか暖かくて、また温かかったのを憶えています。


2023年4月28日。

3期生発表の日。

夢を叶えるための最大の試練が直前に控えたタイミングでした。たくさん勉強して、研究して、それでもどうしてもできないことがありました。

普通なら一年以上かけて準備をするような舞台に、二ヶ月足らずで望もうとしているんだから、できないところがあるのは当然で。

でもそれを言い訳に諦めたくなくて、何度も何度も夏美さんが放った言葉や歌詞を振り返って。それでもついにプレッシャーで壊れてしまいそうなタイミングでした。

いつも間にか日付を回っていて、そういえば新メンバーの発表今日だったな、名前だけ確認して勉強に戻ろう、なんて思いウェブサイトを開くと、そこには「鬼塚冬毬」の文字が刻まれていました。

冗談かと思って初めて電子版のLoveLive! Daysを購入し、発表について記載されているページを読み込みました。何度読んでも「鬼塚冬毬」と、「鬼塚」と、そう書いてあって…。

頑張っている自分に神様がくれたプレゼントなんだと思いました。鬼塚夏美さんを自分なりの全力で応援してきて本当によかったって、改めて感じさせられたんです。

思いっきり泣いたあと勉強机に戻った自分は、これまでのどんな時より闘志でみなぎっていました。この時もらった勇気のおかげで、私は━━━。


2023年8月3日。

夢を叶えた日。

夏美さんと冬毬さんのおかげで、最大の試練を無事通過した私。夢を叶えるまでほんのちょっとのところまで来て、私にさらなる試練が降りかかりました。熱中症でした。

最後の面接は体調が最悪の状態で迎えました。面接官が言ってることに集中できないし、自分が何を言っているかもわからない。ずっと彼らの顔は曇ったままで、正直「終わった」ことを確信するまでに至りました。

最後に「何かアピールしたいことはありますか」と問われました。趣味のことは就活関連に持ち出さない主義だったけど、あまりの具合の悪さに用意していた回答が出てこず、咄嗟に「企画ができます。大好きな作品に恩返しをするために、座談会など様々な活動を行ってきました。」と言ってしまいました。

その瞬間、面接官の目の色が変わって。そこから確か5分くらい座談会やカウントダウン企画の話をしたと記憶しています。タイムリミットを迎えたっぽくて、焦りながら次の準備をする彼らは最後に笑顔でこう言いました。

「なんでそんな素敵なことを教えてくれなかったんですか」

数日後に電話であなたと一緒に仕事がしたいですって連絡が来ました。夏美さんたちが始めさせてくれた「恩返し」が、巡り巡って自分の夢を叶える最後のピースになったんです。


2024年1月26日。

原宿移住決定。


私はいま、原宿に住まい、原宿のオフィスにて、原宿をもっと素敵な街にするための仕事に従事しています。

夏美さんがいなかったら、私はどんな人生を歩んでいたんだろう?

ラブライブ!スーパースター!!から他界しているかもしれないな。「恩返し」なんて考えもしなかっただろうな。考えたとしても、いまくらいのモチベーションで臨むことなんてできていないだろうな。

夢に向かって一歩踏み出すことはなかったんだろうな。そもそも夢を持ってすらいなかったと思う。そしたら、原宿どころか、都内すら移住の候補に入っていなかったかもしれないな。

そう、夏美さんに出逢えていなかったら、私のいまの人生ないんだよ。自分の身の回りにあるもので夏美さんの影響を受けてないものを探すのが難しいくらい、全部全部、夏美さんがくれたものなんだよ。

貴女のことを、他の誰よりも大切に想っています。素敵な貴女の誕生日を、今年もお祝いできてとっても嬉しいよ。

ありがと、今日も。

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