のび太流生き方ノススメ
いい意味で
ダメ人間
「のび太みたいな子になっちゃダメよ!」と親は子供に言いそうですね。
ダメ人間の代名詞として「のび太」は使われます。
多くの世代に通じる「のび太」って、
ある意味すごいですよね。
反面教師としての役目もあるのかもしれません。
宿題はちゃんとしないといけないんだなとか。
夏休みが終わる直前に、
のび太が「宿題終わってない~(泣)」というマンガ・アニメの場面があります。
小学校では夏休みの宿題をちゃんとやらないと、
あんなふうに困るんだということを知っていましたね。
だからギリギリにはならないように気をつけることができた。
これってのび太のおかげですね。
私の妻はドラえもんを子供の頃にあまり見ていないそうです。
のび太をばかにするアニメだから好きじゃないと言っていました。
確かにそういう面もあるかもしれませんね。
でも私はドラえもんはのび太を肯定する話だと私は思っています。
最終的にはしずかちゃんと結婚するくらいですから。
のび太だって捨てたもんじゃない。
そのまんまののび太でいい、ダメ人間でも大丈夫なんだよというメッセージ。
ばかにするのではなく、受け入れ、認め、そして愛すべき対象なんだ。
F先生はそうマンガで語っているのではないでしょうか。
私はのび太が0点ばかりとっていたので、
自分自身が0点を取ったときに大丈夫だと思えていたかもしれません。
高校でたくさん0点を取っています。
「お前みたいに0点をいっぱいとっている奴は見たことがない」と先生に言われました。
もしかしたら高校の記録かもしれませんね。
0点を取ったことをむしろ自慢するくらいですから、
中途半端に30点とかとるよりよっぽど価値があると思います。
スポーツもできませんでしたが、大丈夫です。
忘れ物もいまだにたくさんありますが、大丈夫です。
しっかりしていませんが、大丈夫です。
ちゃんと生きています。
私がちゃんとしていないから、ちゃんとしている妻に感謝できます。
もし私が出木杉君で、
なんでもできてしまう人だったら、
妻はきっと私と結婚しても幸せじゃないはずです。
「私はこの人に釣り合わない・・・」とか、
「私の意見はいつも間違っていて、この人が正しい・・・。
だから私はだまってしたがっていればいんだわ・・・。」
そんな風に自分を低く見てしまうでしょうね。
私がのび太で、
ダメなところがたくさんあるおかげで、
妻は自信を持つことができるのではないでしょうか。
ダメなところが多い人と一緒にいることって、
実は幸せなのかもしれませんよ。
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