初めてのライブ経験
先週土曜、JAZZ茶房青猫さんにて、
『ライブのような忘年会』というオフ会があり、そこで初めて人前でピアノの演奏をする機会をいただいた。
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ライブで人前に立つこと。
最初は緊張していたけれど、
ふと振り返ると、
これまでの仕事経験の中で、
私は先頭を切って
その場を仕切るような業務をしていたと思う。
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飛行機に乗っていた時には、
毎日大勢のお客様の前で、
アナウンスしていたし
ベテランになると、
限られた飛行時間の中で
全てのサービスを終わらせる為に、
頭をフル回転させ、あちこちに指示を出す役目についていた。
そして今は、習い事の先生として、
関西人の小学生達の前に立って、
教えるお仕事をしている。
お笑い芸人の卵みたいな子供達の気を引き、集中させ、授業を進めるのは
そう簡単なことではなく、
おしゃべりな子供達を前にして、
私は舵を取る必要がある。
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そう。
飛行機にもフライト時間というのがあり、授業にも授業時間があって。
終わりが決まっているその区切られた時間の中で、いかにして
物事を進めていくのか。
ライブとこれまでの仕事、
非常に似ていると思った。
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音楽ライブなので、
音を奏でるのは当たり前。
プラスして、雰囲気や空気感を、
自分の手で作り出す。
これは、私はきっと仕事の経験の中で
日頃から行っていたことなんだと、
終わってから気がついた。
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自分のライブ担当の時間には、
舵を取れるのは自分1人だけであり、
責任とともに、それを成し遂げられた時の感覚は、きっと経験した人にしかわからない。
ライブは楽しいよという、アーティストの方のお話も時々聞くけれど、きっとそういう感覚のことを言っていたんだろうなと思った。
音楽を奏でるという大きな目的にプラスして、来てくださったお客様とのやりとり含めて、雰囲気や空間を作り出していくのが、きっとライブの醍醐味。
そして、時間を共有した人達の笑顔から、さらにこちらも嬉しくなっていく。
そういうことを実際に経験出来たことが、とても大きな収穫だった。
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途中では、お誕生日の方向けに、
演者三人でハッピーバースデーを演奏したりした。
お誕生日の方はもちろんのこと、
そこに参加してくださった皆様にとっても、心温まるような時間だったと、
私は確信している。