シハンヒョウ
シハンヒョウ、この頃、学校でよく聞く言葉です。
思考・判断・表現、略してシハンヒョウ。
身につけた知識や技能をもとに、思考して、判断して、表現する。
これまでは、暗記だけで済んだのですが、令和の今はそうはいきません。
暗記や計算ができれば、いい成績がとれた時代はもう終わり。
クラスメイトと対話して、クラス全体に向けてプレゼンできなくっちゃいけません。
記憶して、疑問を持って、思考して、発想する。
すると、短期記憶が長期記憶になり、頭の中に残り、知恵になります。
覚えては忘れる短期記憶は積み上がらず、いつしか考えることも忘れちゃいます。
近頃、文科省がシハンヒョウも評価せよ、とお達し。
現場のセンセイたちは、大混乱。
今回は、文科省はいいこと言ってます。
センセイたち、がんばれ!
まず自分たちが、思考せよ、判断せよ、表現せよ。
教科書通りじゃダメだよ。
そして、生徒たちは、教師を乗り越え、シュタイテキに学びだす。
そう言う僕はどうかって?
だから、三十年前からそうしろって言ってきたじゃん。
やっと、文科省が追いついたんだって。