令和のスタイル
理不尽に耐え、つらいことを我慢して続ける。
そして、精神力が強くなり、この先どんなことも乗り越えらる。
昭和教育の極意。
ま、会社に入り、我慢を続ければ、一生安泰。
そんな時代には、その教育が有効だったのでしょう。
昭和教育を受けたセンセイたちは、自分たちが教わったように教えます。
まるで、先輩にしごかれて、後輩が入ってきたら、後輩を自分がしごかれた以上にしごくように。
センセイ、昭和は終わり、あの……、平成も終わりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
僕も高校三年まで昭和教育をきっちり受けました。ずっと反抗ばかりして、センセイたちには怒られ続けました。昭和教育は生理的に無理でした。大学受験は、そんなセンセイの言うことを聞かなくても、独学で学力を上げれば合格できるのが、救いでした。
意味のあることを、楽しく、効率よく。
これが、令和のスタイル。
でも、我慢の先に見える世界が楽しそうなら、喜んで我慢します。ただ、我慢しろと言われたら、それはハラスメントです。
お菓子を我慢する。そうすればTシャツの似合う体型になる。夏を楽しめる。
といった具合に。
あ、この頃、お菓子我慢しています。以前は、生徒の菓子を奪ってでも食べていたのに、です。
さ、夏がやってきます。