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運命と直感は盲導犬のようなもの

「悲しいことを忘れる方法知らない?」と夜中の3時にメールすると、すぐに友人から返事が来て嬉しかった。どんな返事が来たか正直覚えていないけれど、彼のその優しさに救われた。

自分のことを昔から知っている人に対して安心を覚えるのはなぜなのか。少しだけ考えたら分かる事を、考えずにいつも脳の中に放置してる。

一番強い感情って何だろうと考える。恐怖かなー。怖かったことって忘れない。愛とかは意外と忘れる。愛したことも愛されたことも、意外と簡単に忘れちゃう。私だけかも?

興味って不思議な言葉だな。興味、興味。

本当に書きたい事は書けなくて、それの遠回りみたいな文章をぽつぽつと書いている。意味ない。意味ないよ。

デタラメって難しい、油断するとすぐに秩序立ってしまう、と昔見た映画の台詞にあった。ずっと架空の話をし合えるなら、小馬鹿にされてもチンプンカンプンなデタラメでもいい。ほかの皆は退屈だし、君は誰とも違う。泣き疲れてそのまま他人の部屋で眠って、夢の中では幸せで、ベッドのそばでは眉を下げた友達が私の顔を見ている。明け方のサービスエリアは暗くて、自販機で買ったカフェラテは悪夢みたいに熱くて、海も山も見えないただの道路を走りながら10年前と20年後の事を同時に考えていた。今の自分は車の中、赤い星と青い星。ホイールまた磨かなきゃな、とか、私はその時そんな事しか考えていなかった。

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