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【それゆけ!凸凹ママ日記】豪雨とハイチュウと天気の子の祈り空とネルフのロゴと

おざます。6時間睡眠。自分の正当性について納得するために相手の不当なところを頭の中で列挙するとかえって自分がダメージ受けて傷つくなぁと思う今日この頃です。

早くこの思いを手放そうと思うのに、なかなか心がそこから離れられないのは、ある種恋に似ている…前に尊敬するTwitter恋愛コメンテーターのDJあおいさんが言っていた【好きと嫌いは同じもの・相手への執着】という事なんだなぁと改めて感じます。

このタイミングでDJあおいさんに出会った私は相当持ってるな、と思います。(どんな場面からでも貪欲に自分を褒める)

そうは言ってもずいぶんと軽快してきました。今後は少しずつ振り子のように揺れながら、落ち着いて来るんだろうなと思います。心の動きというものは自分ではコントロールできないもの…ジタバタしてもどうしようもないので、こういう時は時間だけが頼りです。

【愛別離苦】を悟ったお釈迦さまは相当やらかしてきたんじゃないかと思ったり。私の実家は信仰心の薄ーい仏教徒?ですが、自分自身が仏教徒であるかといえば厳密には違う気がしていますが、仏教の教える【執着は愛ですらも悪である】とする教えにはケースバイケースで深く共感しています。

さて表題の件。すごい豪雨でしたね。

その最中に行ってきましたよ、三男の詰め物修理。一昨日の夜にハイチュウを食べて詰め物が取れたんです。たまたま職場に常備しているのど飴が切れたので何の気なしについでに買ったのですが、こんな時にハイチュウを買うんじゃなかったと大後悔。あとの祭りですが。

お子さんが歯に詰め物をしている場合は本当に要注意です。こんなに大変な事になるとは思いませんでした。

まず翌朝かかりつけの歯医者さんに連絡したところ、受診の自粛を要請されました。そこではお年寄りの患者さんを多く扱っているのもあり、今膿んだり痛みが強いなどのよっぽどの緊急の患者さん意外受けていないそうです。

奥歯の詰め物修理もそこそこ緊急じゃないかなと思って…でもそこで押し問答しても仕方ないので了解して電話を切り(すごく誠意を込めて説明してくださったので長かった)…この時点で出勤時間になってしまったので会社に事情を説明したり色々すごく面倒な事になりながらもまた別の歯医者さんに電話交渉。

こちらは特に何も言われずにすんなり受けていただけましたが、電話しながら【初診お断りとか言われたらどうしよう】とドキドキしまくり、里帰り出産拒否で病院をたらい回しにされる妊婦さんの気持ちをちょっぴり味わいました。

医療崩壊って怖い。連日の報道に感覚が麻痺したのか、発熱しても重症じゃなきゃ自宅で自然治癒を待てばいいのだな、くらいに軽く考えていて…こんなふうに医療者の手を借りなければ自分ではどうしようもない状況で病院から受診を拒否される怖さ、というものについてはちゃんと分かっていなかったな、と改めて思います。

外出自粛で自宅待機する意味。感染のリスクを下げるだけではなく、幼児の場合は屋外でケガをするリスクもまた下げなくてはならないという事なんだと思いました。

子どもの外遊びは自治体によっては制限されていませんが、子どもを屋外に出すなら今までの平時のように親がスマホ片手にのんびり目を離して遊ばせるのではなく、ケガをさせないように見守る姿勢が必要になって来るのかな、と思いました。

万が一子どもが大きなケガをした場合に、疲弊している医療現場にさらなる負担を強いる事になってしまうからです。もちろん子どものケガは防げない。特性によっては目を離していなくてもケガをしてしまうタイプのお子さんもいるので(そういうタイプに限って外に出さないと家の中が破壊されたり親の負担がハンパないので出さざるを得なかったり)…あまり神経質になりすぎるのも良くないかとは思いますが、ある程度の見守りや【ケガをさせないように】という意識はいつも以上に持っていた方が良いのかなと思います。

そんな事良識のある親ならとっくに気づいて実践していたのかもしれませんが、ダメなタイプの親なので全く気づいていませんでした💦 少なくともハイチュウ・キャラメルのたぐいはこの騒ぎが収まるまでは二度と買わないと心に誓いました。(当たり前)

無事に詰め物治療が終わり、豪雨の中帰宅して濡れたついでに風呂に入り、しばらくするとまるで天気の子が祈ったかのように晴れ間が広がり美しい青空が…もうすこし早めに祈っておくれと思った昼下がりでした。

さてそんなこんなで午後は大人しく家で過ごしていたのですが、旦那がマインクラフトがやりたい病が末期にさしかかった次男のために自分の携帯電話にマインクラフトのアプリをダウンロードしてくれたので、午後は旦那含めて男子組は携帯の周りでキャイキャイ盛り上がっていたために、私はフリーとなり…

いつも妻のスマホ依存に厳しい目を光らせる旦那の監視の目が緩んだ隙に、久しぶりに電子書籍で昔好きだったギャグ漫画を読み、心ゆくまで笑いました。息子に「ママ何やってんの」と不審がられるほど笑って笑ってスッキリ。ぐっと免疫力が上がった気がします。

ちなみに昨日久しぶりに読んだのは「新世紀エヴァンゲリオン・ピコピコ中学生伝説」です。超有名作品のわりとマイナーなパロディーギャグ作品です。原作愛がある人からの評価は大きく分かれますのでご注意ください。

こちらの作品は初読だとセリフが多すぎてモタつきますが、再読だと読みたい部分のみがピンポイントに刺さるので爆笑の嵐です。この作者さんは読めば読むほどに味が出る作風なのでぜひ何度も読み込むことをお勧めします。わりと脂っこいので一回に読む量は一冊程度がオススメです。久しぶりに読んだらお腹痛かった🤣

で、ネルフのロゴ。原作版のロゴの下に書かれている半円型の文章は、(私もさっきググって初めて知ったのですが)、「GOD'S IN HIS HEAVEN. ALL'S RIGHT WITH THE WORLD」(神は天に在り、全て世は事もなし)。

19世紀のイギリスの詩人ロバート・ブラウニングの詩の一節「ピッパが通る」からの引用文です。私はこれに関しては原文より上田敏氏の翻訳文の方が好きです。

上田敏さんのピッパの詩の翻訳は「春の朝(あした)」として極めて評価が高く、翻訳のお手本ともいうべき名訳ですが、まさに声に出したい日本語。「全て世は事もなし」は、私も自分のオリジナル曲の中で引用させていただいたほど好きです。(ハラペコの歌)

でも今日紹介したいのはそっちのオリジナルロゴではなくパロディー版の方です。前出のピコピコ中学生伝説の方のロゴの下に書いてあるのは「WE LOVE ME ALL FOR ME IN THE WORLD」。

訳すとすれば「私たちは世界で一番自分が好き、そう、全ては大好きな自分のためさ」かなと思っています。自分の翻訳での判断になりますが、もし合っているとすれば、ぜひ生きづらさ界隈に広めたい考えだなと思いました。

あんまり定形発達の人たちに合わせようと自分の発達特性をねじ曲げて頑張ろうとすると疲れてしまいます。




全ては私のため、とまではなかなか思いきれないかもしれませんが(そこまで行くとまた別の問題も発生しそうですが)、そのくらいの心意気で自分を応援していきましょう。

(追記・英語が得意ではないのでオールフォーミーとインザワールドがどこに掛かってくるのかの判断が難しいです。詳しい人がいたらぜひこのパロディー版のロゴの正しい意味を教えてください。)

今朝友人のコメ欄でなかなかためになる記事を教えて貰ったので貼っておきます。

■誰にでもいえる自他境界の曖昧性のはなし
https://www.adhd-coach.org/adhd

この記事にも曖昧性の克服のために【感情記録】をつけることを推奨していますが、私にとっては毎朝の日記で色々と振り返る事が感情記録となり、自他境界の曖昧性の回避に繋がっているのかもしれません。

キラーワード「普通は」「常識的に」という前置きに滅法弱く、この論法の多用で責めてくる相手にはすごく苦手意識がありましたが、日記のおかげなのか加齢とともに常識が備わってきたのか、昔に比べて苦手意識がずいぶん減りました。

過剰な自罰感情が減るのは良い事です。かと言ってそれらを無視してあまり野放図になるのもいかがなものかなと思いますが、自分の境界特性を知って、できるだけ中心に寄せる工夫はした方が良いのかもしれません。

世界中を敵に回しても、最終的には自分大好きーになれば少なくとも生きてはいけますが、孤立するのでできれば中庸を、といったところでしょうか。

今日は嵐が過ぎ去って良い天気です。やはり天気が良いと無条件で気持ちが上がります。ケガに気をつけ、必要最低限の外出にとどめつつも、心までは閉め込まずに、楽しく過ごしていきましょう。ではでは、ちゃおちゅーる!

※写真の解説は順次Twitterにて。
https://twitter.com/kirakiramamama/status/1251418605176057858?s=21

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