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それゆけ!凸凹ママ日記【自分の口下手について深く考察してみる〜読み上げソフトとかいいんじゃない?〜】
昨日ゲームによる療育についてのnoteを読んで、発達の凸凹とコミュニケーションスキルについて色々と考えたのだけど、とにかく私は昔から人と話すコミュニケーションがニガテだ。
そもそもが、トランプのババ抜きとか大富豪とかのアナログゲームを【ワキアイアイ】とやるのができなかった。
ワキアイアイが楽しめるように、というか楽しむ必要がある、仲間内で親和性を高めるのに意味のあることなんだな、と気づいたのは最近になってから。子どもの頃は誘われてもあまり参加しなかったし、ただカードを配って勝ったの負けたの騒ぐことに意味があると思えなかった…みんなのテンションが高くて疲れるし(ほんのりサイコパス風味)。
だから子ども時代はみんなとガチャガチャ話をするよりは本を読んでいる方がよっぽど心から楽しかったし(負け惜しみでなく)、そもそもコミュニケーションの必要性を感じていなかったし、雑談なんて時間の無駄以外のナニモノでもなく、ワキアイアイは理解できずなんなら鬱陶しかった。(ガチ中のガチ)
そんな私の【話す・聞くスキル】が伸びようはずはなく、そのように貴重な伸び盛りを過ごした私はオバチャンになった今、相当の話し下手である。
文字のやりとりならまだ相手に自分の意図を伝えることができる(ただし文章は長い)。共感的ではない相手を説得…とまでいかないまでもほんのり同調誘導?をかけることもおそらくできる。だけど、話し言葉だとてんでダメだ。お話にならない。(文字通りの意味で)
まず無意識に話し出そうとすると、倒置法というか、逆さまになっちゃうというか、動詞からというか、変なところから話始めてしまう。これは特性が私に似た次男も同じ。宇宙人と話してるみたいっていうか、なにかを一生懸命話してるのは分かるんだけど、何を言ってるのかさっぱり分からない。
この要領の悪さはたぶん、口に出す頃には頭はもう少し先まで進んでしまうためにタイムラグができるためだと思う。ワーキングメモリというやつが本当に少なくて。トンチンカンにならないように意識的に話そうとすると、今度は言うべき言葉を見失って一言ごとに言葉に詰まる、どもる。
コレたぶん聴く側はイライラすると思うんだよね…要領を得なくて。
私も要領よくサッサって話したいんだけどね。三男とか旦那を見てるといつもそう思う。あんな風に小気味よく話して友達と楽しく談笑したいって。
そして振り返って次男を見るといつも思う。っアーーーーーーー!!!って🤣…自分を外から見るようでいたたまれない、次男の口下手。
こんなに下手かーーー、こりゃイライラするわー、と客観視できちゃって絶望する。私はなんとなく分かるんだけどね、次男が何を言いたいのか。脳のつくりが似ているからかな…
まぁ事あるごとに「何言ってるかわかんない」(©︎富沢たけし)と半分ネタ的にダメだしされる次男と違って、私はそういう風にハッキリ言われずに育ったので、なんでか話している途中で話を遮られたりあんまり熱心に聞いてもらえないなぁ、とやんわり思うくらいで、自分が相当な話し下手だっていうのは、大人になってから、それこそここ数年でようやく気づいた…。
今思えば、うちのグレートマザー実母を含めて友達が多い人って、例外なく話し上手。(そして私の話を遮る率ナンバーワンは実母であったりする)
なるほどーーー、話すのがド下手だから子ども時代に友達ができなかったのかーーーと今さら納得。自分では面白い方だとばかり思っていたよ…(すごいポジティブシンキング)もしかして空気が読めなさすぎて苦笑いや嘲笑をされていたのを、ウケた!と勘違いしてたんじゃ…わーーー!それは恥ずかしい🤣🤣🤣でもちょっぴりおいしい…(ドM)
おそらく【話す】という機関と【考える】という機関が生まれつきスムーズに連携していなくて、しかもそれぞれの機関の処理速度が全然違うためにへどもどしてしまうのだろう。自分でも喋ってるときにすごく歯車が合ってない感じがする、いつも。
かえって読み上げソフトで打ち込んだ文字を音声化してもらったほうがスムーズに会話できるんじゃないかな。宇宙科学者のホーキング博士のように。
とにかく音声を【周りから浮かないちょうど良い感じで】発声して会話するためにものすごく脳の中のスペックを割かないといけないので…たぶん【音量】とか【声質の剛柔】とか【高低】とか【合間の呼吸】とか【それに合う表情】とかが全部オートマチックじゃなくてマニュアル手入力なんだと思う。やること多すぎて、会話って。
しかもシングルタスクなので入力(相手の話を聴く)と出力(自分の話をする)が同時処理できない…意図や戦略のある会話が非常に苦痛だしニガテ。
(なんにも気を遣わない相手とのなんにも後先考えないくだらない雑談とかは好きよ?でもその時はめっちゃ早口で声がデカくて目が笑ってなくて旦那に言わせるとちょっとコワイ感じになるらしい🤣脳みそ直結音声出力モード🤣)
読み上げソフトならこの辺りのニガテを半分くらいカバーしてくれる気がする。でもまぁ結局相手の言葉を聴きながら脳内で処理しながらの出力はできないかなぁ…
結局は音声だろうが打ち込みだろうが、【同時処理の問題】ということになる。
自分の内的世界での歯車が噛み合ってないのに、さらに外の世界ともタイミングを合わせるって難易度が高すぎる。
私は人と会話してる時はたぶんハウルの動く城の最後カルシファーを一回外へ取り出しちゃった後の動く城の状態みたいになってる。もうあっちもこっちもボロボロで、ギクシャクで、走り続けるのにギリギリなポテンシャルで、乗客乗員を振り落とさないために必死🤣
しかも話し相手が共感的ではない相手の場合、道まで険しくて、それこそどんどんガタピシして、おかしくなって、ボロが出まくって、ダメになっていく。
私の話が要領を得なさすぎて、えっ…?シーンってなったときの気まずさったらない。それをなんとかしようとしてガタピシガタピシ、ますます部品を振りまいてボロボロになっていく…最後は崖を滑り落ちて、身を挺して助けてくれるカブ頭なんかいないから、みんな投げ出されて終わる…ジ・エンド。ひぇーー。
でもまぁ嘆いても仕方ないので、【自分は極端に話下手だ】という認識を持って生きていく。必要以上に卑下とかしないで、ありのままに下手だなと。
その上で、できる対策といえば、
・できるだけ短く会話する(要領を得ないうえに長い話ってサイアク)
・報連相の時は必ずメモを持って見せながら話す(実際にこれはわりと有効…私の要領を得ない話より相手はメモを読んだ方が一目瞭然だから)
・料理とか掃除とか、話す以外の部分での同時処理の能力を磨く(脳みそに働きかける場合って、直接脳を狙うより身体から運動面からアプローチするのが一番効果的だと思う。これは長男の療育から得た手応えだけれども。会話はスポーツであり格闘技でもあるから、身体が敏捷になればそれなりに敏捷になると思う…ある程度は)
・お笑い番組で会話を勉強する(ただし気を付けたいのは、双方向ではないネタはあまり参考にならない点と、盛大に滑ったネタにこそ反面教師で学ぶべき点が多いということ)
お笑い番組はチビ達が大好きなのでわざわざ努力しなくてもいつも勝手に流れてるし「面白いからママ見て!」と無理やり見せられてる。今のわが家のブームは、「有吉の壁」と「突破ファイル」と「アメトーク」だ。
私は【これは自分にとって意味があることだ】と価値を認めさえすれば、世間一般の評価は気にならず、その価値を追い求めることができる稀有な素直さを持っているので(無駄に高い自己評価)、これから誠実に努力して、会話するスキルは今後うなぎ上りに上がっていくと思う(自分への根拠なき信頼感)…もとが低いからね、ハードルが低くて上がるのが簡単。
実際に、【会話やコミュニケーションにはすごく意味がある】と思い始めてからいろんな会話を見ると、すごく面白い。面白すぎて知的好奇心が震える。自分も会得したくてワクワクする。
まぁどうなるかわからないけれど、人生道半ばにして、新たな登るべき山が見えたのは、実にめでたいことだと思う🎉その山が高ければ高いほど、登り甲斐がある。
ではでは、みなさまも良きクライミングを(人生の)👍ちゃおちゅーーーる!
#ダイエット目的の足つぼスリッパとかたくさんのシラサギとか超カッコいい雲とか 、あと今回はすごく良かったDJあおいさんの格言の数々とかhttps://twitter.com/kirakiramamama/status/1304177341086662656?s=21