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【父の日イブなので、旦那と滑舌、そして父とオホーツク人について書こうと思う】
おざます。5時間+1時間半睡眠。うん、二度寝分は昨日の寝不足だな。
最近沖田×華さんの漫画に今さらハマってて、「不浄を拭うひと」と「お別れホスピタル」を立て続けに読んでいる。彼女の柔らかい絵が好き。あんなに無駄を排した線でよくあんなに複雑な感情表現ができるなぁといつも感動する。単行本の最後にいつも感動話を持ってくるのは反則だ、ついつい続刊を買ってしまう…給付金が…
お別れホスピタルは、終末期医療(ターミナル)が題材で、色々な人生の終わり方に、人間の尊厳とは、ということをすごく考えさせられる。人間らしくある、というのはどういうことなのか。重度知的障害の息子に重ね合わせながら読んでしまう。ネズミくんにとっての、「良い人生」、とは…?重度児と共に生きる家族の、「人間らしい暮らし」、とは?
本人も尊重し、家族も無理しすぎない、その辺の落とし所を今後も考えていきたい。
いつも落語で言うところのマクラが長いのがタマニキズの朝日記。気楽なテーマの時はマクラが重く、本題が真面目な時ほどマクラではふざける。その辺で全体の重軽のバランスを取ってるのかねぇ…さあ?
さて本題。
旦那は滑舌が悪い。本人曰く、いつもお店の注文で苦労しているとのこと。
「す◯家で並盛りを頼んだらメガ盛りが来た」
「どこの店でもLとMをしょっちゅう間違われたり聞き返される。」
「LとMって似すぎじゃない??」と全国滑舌悪い協会代表としていつもワールドワイドに世間様に憤っている。私も全国空耳アワー協会代表理事としてキュートで分かりやすいハンドサインの開発など色々と提案を行ってるが、ことごとく却下され(キュートなのに)、もう仕方ないんじゃーないかなーと、彼の愛すべきチャームポイントとしてカウントしている。
旦那の滑舌の悪さは、何言ってんのか分からない系ではなく、ミスリードを誘う系だから困る。たしかに並盛りの腹でメガ盛りが来たらちょっと食べきれない。逆も困るし🤣まぁネタの宝庫としては得をしているので、トータルではプラスなのかな🤣(妻にとって)
今朝も唐突に
「そうだ、今週末は学校に朝ごはん持って行かなきゃ❗️」
とか言い出したから、目ぇ開けて寝てんのかと思いきや(随分ハッキリした寝言だこと)、「アサガオ」でした。
わりとすぐ横に寝てて「朝ごはん」と「アサガオ」を聞き間違えるってどんだけ🤣ウチの学区はようやくアサガオの鉢を学校に持っていくのです。長かった…そして場所をとって邪魔だった…。
今週からツルを巻くための装置を鉢にようやく取り付けたために室外機スペースに入りきらなくなって、実は今ちょっと通路にはみ出してる…いつ管理人さんに注意されるかヒヤヒヤしてた(^^;;
でも玄関脇の高さ制限のないスペースだと、出入りの時にネズミくんにやられちゃうのよ…次男の時にも夏休み持ち帰った時にさんざん土をいじられた(^^;; 次男はなんかあった時一瞬泣くんだけど、すぐ忘れてくれるから良いのだけど(母由来)、三男は巳年でずっと覚えてて文句がしつこいからなぁ…(父由来、干支も同じ🐍)
かと言ってベランダに置くと水やりを確実に忘れる…そして布団干したりなんだりの時にネズミくんにやられる恐れもある。むしろ玄関脇だと必ず大人がついてるからやられても被害が少ないけど、ベランダで目を離した隙にやられると多分アサガオが枯れるほど土をほじくられる…もし枯れた日にゃー、三男から一生文句言われそうで怖い🤣
で、話を戻して旦那の滑舌。私はもともと高性能な空耳アワードな耳を持っているので(ものは言いよう)、滑舌ボーイと空耳ガールのわれわれ夫婦が揃ってしまうと、たまに長寿クイズなのかと見まごうほどに会話が噛み合わない。聞き間違ったまま双方気づかずに会話を進めるからだ。
時の人(悪い意味で)、渡部のアンジャッシュのネタのようなことが、わりとカジュアルに起こる、という、そういう日常生活。でもそこから広がる無駄話がまた面白いので、やはりトータルではプラスだ。旦那も私も医療関係者じゃなくて良かった。空耳と滑舌…冗談では済まないからな。それは本当に。
空耳ガールと滑舌ボーイの組み合わせが生んだ奇跡の聞き間違いがいっぱいあるはずなのだけど、いかんせん私は記憶力がぶっ壊れてるので覚えていない…旦那は世間様に求められる必要なことはバッチリなくせに私に求められる無駄なことは一切覚えてないとかいうズルイ選択制記憶力の脳なので覚えていない…残念‼️
さてオホーツク人。
昨日は県外移動も解禁になったことだし、昼休みに実家へ顔を出したら母は出かけていて、父がここぞとばかりに一生懸命撮りためたテレビ番組を見ている。母は自分が見ない時のテレビ音声が大嫌いなので(おそらく私のルーツたる聴覚過敏がある)、母の興味の無さそうな番組は父はいつも母に隠れてコソコソ見ているのだ。フビン。
で昨日熱心に私に講釈を垂れつつ「これはすごいんやで」と楽しげに見ていたのが「太古の民族、オホーツク人」(タイトル忘れちゃったんだけど、たぶんこんな感じ)。
なんでも北海道の網走あたりに生息した、アイヌとはまた別の日本の原住民族の方々らしい。日本は単一民族だと思いがちだけど、実は多民族国家なのだ、本来は。
なんでも大柄だったらしいので、ロシア人系統なのか?まだ詳細は勉強中。なにせオホーツク人の発見者は床屋さんだったのだから面白い。父曰く、「研究者冥利に尽きる、幸せな床屋さん」らしいのだ。
オホーツク人の存在を発見したのは、網走で床屋をしながらモヨロ貝塚の発掘に人生を捧げた米村喜男衛(よねむらきおえ)氏。オホーツク人そのものも面白いのだけど、むしろこの米村氏の人生こそがめちゃくちゃ面白かった。映画化されないかな。
子どもの頃から考古学に興味があった米村さんは、旅行で訪れていた北海道でたまたま遺跡を発見し、夢中になり、発掘のために家業を継いでいた津軽の床屋さんを閉めて、北海道の最果ての地へ移住してしまったくらいだからね。手に職があると、こういう時身軽で便利よね。
「自分は幸せな人生だ」と繰り返し周囲に語っていたらしい。オホーツク人について調査・発掘した内容をまとめ、発表した論文も、きちんと学術論文の形式にのっとった正式なものだったという。米村さんは中学を出てすぐ家業を継いでいたのにね。やはり情熱というのは素晴らしいものだと思う。日本にもまさかシュリーマンが居たとはねぇ…ロマンだなぁ✨
滅多に人のことを褒めない父が「たいしたもんやで」と言うのだから、相当の傑物に違いない。いつもながらテレビ音声のナレーションの冗長さがせっかちなわたしには耐え難いので合間にGoogle検索して情報を足しながら合間に父の講義を聞きながら試聴した。サラウンド講義…脳みそが超絶忙しい🤣
ちょこちょこスマホ片手に調べながら見て、合間に父に質問。まぁ父には何を言っても否定・批判されるのはいつものこと。短い昼休憩に果たして「バカモン」って何回言われたかな。まぁ気難しくてめんどくさいけど、嫌いじゃない。ただしぜひ母の方に1日だけ長生きしてほしい、そう思える父なのです。
いやー今朝も長いな。そして私も米村氏のようロマンを追いかけるような素敵な人生を生きたいな✨今日は昨日とは一転良い天気だし(昨日雨の日定期を聞いてくれた人、ありがとう❗️)、シーツ洗って布団干さなきゃ❣️ではでは、ちゃおちゅーる❣️
#写真とか思考の断片とか
https://twitter.com/kirakiramamama/status/1273957482918899714?s=21